初めてのお客様のご依頼で、二日間掛けてエアコン取替工事と電気工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2220-W
霧ヶ峰標準タイプ×2台・分電盤・専用回路増設×3回路をご依頼いただきました。
最初、お電話でご相談いただいたのが、古いエアコン2台を取替えと、専用コンセントが無いので増設をして欲しいというお話でした。
かなり立て込んでいたので、少し先になりますよとお伝えしたのですが、「お盆明けでもいいです。阿部さんのできる時にお願いします。」との事でしたので、とりあえず先月末に現地調査にお伺いしてきました。
既存の1階エアコンは霧ヶ峰でした。
これは30年以上経過していますね!もう10年近く運転していないそうです。
これは30年以上経過していますね!もう10年近く運転していないそうです。
専用コンセントはなく、足元のコンセントから電源を取っていました。
電源コードもステップルで留められているので、ちょっと危なかったですね。
2台目は2階のお部屋。
こちらはコロナ製。
こちらも足元のコンセントから取っています。
こちらも足元のコンセントから取っています。
専用コンセントを増設する訳ですが、分電盤の容量はどうでしょう?
わぁ...主幹が30Aですか...さてどうしましょう。
今までメイン(主幹ブレーカー)が落ちたことはないと言うことです。
分岐ブレーカーの方は、キッチンで電気を使いすぎるとタマに落ちていたそうです。
予算的にあまりお金は掛けれません。
分岐ブレーカーだけ増やそうかと思いましたが、主幹ブレーカーが気になりました。
主幹ブレーカーだけ新しいのでじっくり見てみると、結構無理矢理感満載で取付けてありました。
ちょっとこの分電盤、危ないですねぇ...
この際に、分電盤も取替えることをお奨めさせていただきました。
キッチンのブレーカーがタマに落ちるというお話だったので、キッチンを拝見。
あら。それは落ちないとおかしいですよね?(^_^;)
レンジや炊飯器と同じコンセントに、エアコンのプラグも刺さっています。
という訳で、専用コンセントは合計3回路増設となります。
正式にご依頼いただいたのですが、予定がいっぱいで本日までお待ちいただいていました。
では工事のスタートです。
まずは既存のエアコン撤去から。
2階の室外機はこの位置です。
もともとはベランダがあったそうですが、ベランダを撤去した際に壁面置きにされたそうです。
この位置だと、後々のメンテナンスにも支障がでます。
南側に設置されていましたが、この際に西側の屋根のある方へ設置します。
既存機を撤去しました。
1階の年代物の霧ヶ峰も。
こちらは昔懐かしい、ワンショットエアコンでした。
既存機を撤去しました。
1階の年代物の霧ヶ峰も。
こちらは昔懐かしい、ワンショットエアコンでした。
フレア加工も真空引きも必要のない、接続して締め込むだけの簡単接続のエアコンです。
これも撤去しました。
こちら、モルタル壁にビス揉みで取付けられていたため、一本もビスが効いていませんでした...
エアコン撤去が終わると、専用回路のケーブルを通していきます。
点検口がないので、押入れを一部加工させていただきます。
押入れ側面のベニヤ板をカッターで丁寧にカット。
押入れ側面のベニヤ板をカッターで丁寧にカット。
1階の天井裏が見えました。
ここから各部屋へケーブルを送っていきます。
分電盤の上部を大きめに開口して、3系統のケーブルを引き寄せます。
1階の天井裏はこんな感じで、上下の隙間がほとんどありません。
1階から2階への立ち上げは、壁内を通していきます。
2階のエアコン脇まで通りました。
1階の方にも何とか通りました。
キッチンのエアコン脇にも、専用コンセントを増設。
分電盤のところにもケーブルが通りました。
さてここから、作業の流れ的にエアコン取付けを先に行います。
1階の天井裏はこんな感じで、上下の隙間がほとんどありません。
1階から2階への立ち上げは、壁内を通していきます。
2階のエアコン脇まで通りました。
1階の方にも何とか通りました。
キッチンのエアコン脇にも、専用コンセントを増設。
分電盤のところにもケーブルが通りました。
さてここから、作業の流れ的にエアコン取付けを先に行います。
配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
背面板はスライド金具を使って、しっかりと取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は、スリムダクトで配管が長持ちする様に。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
2階のエアコンに取り掛かります。
背面板はスライド金具を使って、しっかりと取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は、スリムダクトで配管が長持ちする様に。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
2階のエアコンに取り掛かります。
同じ様に貫通スリーブを挿入。
位置決めをして、背面板を設置します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
こちらもスリムダクトで取り回していきます。
新しい室外機は故障やメンテナンスの際に屋根上で作業できる様、こちらへ設置。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
こんな感じでスッキリ完成。
位置決めをして、背面板を設置します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
こちらもスリムダクトで取り回していきます。
新しい室外機は故障やメンテナンスの際に屋根上で作業できる様、こちらへ設置。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
こんな感じでスッキリ完成。
南側で直射日光を浴びながらの屋外作業なので、もうヘロヘロです...
分電盤の取替えに掛かります。
既存分電盤を撤去。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
この間、家中停電なので、急いで接続していきます。
アース(接地)がなかったので、キッチンのエアコン脇から屋外へアース線を取り出し、塩ビ管を使って保護、立ち下げます。
地中にアース棒を打ち込んで、接地を取りました。
分電盤はこんな感じで完成。
あとは各部屋の専用コンセントを取付けて、試運転開始。
異常がない事を確認してお引渡しです。
あ、キッチンのエアコンも専用コンセントにしましたから、今後は頻繁にブレーカーが落ちることはなくなると思います。
地中にアース棒を打ち込んで、接地を取りました。
分電盤はこんな感じで完成。
あとは各部屋の専用コンセントを取付けて、試運転開始。
異常がない事を確認してお引渡しです。
あ、キッチンのエアコンも専用コンセントにしましたから、今後は頻繁にブレーカーが落ちることはなくなると思います。
ただし、主幹ブレーカーは30Aのままですから、様子を見ながらお使いいただき、主幹ブレーカーが頻繁に落ちる様なら、電気容量増設も検討しなければなりませんね。
あ、そうそう、開口した押入れのところは、同じ厚みのベニヤ板で塞いでおきました。
ビス留めしているので、今後も点検口として使える様にしています。
「一番暑い時にお願いしてすみません。お忙しいのに急いでやっていただいてありがとうございました。これで安心して使えます。」と、二日掛かりでお客様にも大変な工事でしたが、とてもお喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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