古くからの知り合いで、同じ町内会の役員をされているお客様から、「阿部さん、お盆休みまででええんやけど、古いエアコンの効きが悪いんで取替えてもらえんやろか。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機です。
実はですね、電気工事とかCATV工事とかで何度かお伺いしているお宅だったので、「あぁ、あのエアコンね。」くらいの記憶があったので、徒歩でお伺いできる距離にも関わらず、忙しさにかまけて下見をしていませんでした...
今日お伺いして見て... うわっ...
これは手強いぞ...(´;ω;`) どう手強いかは後ほど。
動きますが、効きが悪いとの事です。
1997年製...21年も使われているんですね。
この頃のシャープのエアコンは、結構良かった感があります。
外まわりは? うわっ...ここも結構なことに(´;ω;`)
外壁はリフォーム時にサイディングが貼られています。
サイディング貼る際に、エアコン外さずに施工されたんですね。
配管が浮かされたまま、留められていません。
しかも配管穴のところは、ぴっちりハメられていて最悪です...
既存機外すのに、配管が抜けなくて泣きそうになりました(T_T)
ここで3分の1くらいの体力が無くなり、全身汗でズブ濡れです...
一呼吸置いて、取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。
解りますかね?既存配管穴の位置...
既存機がコンパクトだったので、穴の位置が高すぎるんです。
ここが手強いところです...(´;ω;`)
この位置に開け直しました。
簡単に開いたと思いますよね(^_^;)
実は30分も格闘しています。
この壁、室内側はベニヤ板で、外側はサイディングなので、パッと見簡単そうに思いますが、内部はブロック造です。
30分、延々とコアドリルを握ってその振動に耐え、35℃を超える室内で噴き出る汗を拭いながら格闘しました(T_T)
ビリビリと痺れている手を擦りながら、お客様が用意してくれた扇風機に当り、水分を補給して一時休憩。
え?そうですね。下見してないから時間に追われてこんな思いをしてるんです。
ことわざ通り、段取り8分ですね、ホント。
実際には段取り9分くらいしてて、寝る暇もないんですよ、この時期は(´;ω;`)
配管穴は貫通スリーブを挿入して、こんな感じで処理。
ここは室内機で隠れてしまいます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。
配管はテープ巻きでいいと言う事で、テープ巻き仕上げです。
耐久性のあるサドルで、しっかりと壁面に固定します。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「ありがとうございました。穴開けが大変やったねぇ。これで孫らが帰ってきても涼しく使えらい。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿