午前中、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV5617S-W 5.6kw200V 18畳用 霧ヶ峰標準タイプです。
実は10月に、「阿部さん、うちのエアコンのコンセントが黒くなっとるんですけど、このまま使って大丈夫かどうか見てもらえません?」とご相談いただき、点検にお伺いしていました。
うわっ!これは酷い!これもぅ使わないでください!Σ(・∀・;)
「コンセント変えたら使える?」
コンセント変えてもいいですけど、このエアコン側のプラグも炭化しているので、変えないと危ないです。
年式を確認すると...1999年...18年経過してます(^_^;)
これ、もぅ取替えませんか? お部屋がリビング・キッチン・和室合わせて18畳くらいあるのに、2.5kw(8畳用)だし、見積もりしてみますから検討されてください...と、見積書をお渡ししていました。
音沙汰がないので、他に頼まれたんだろうと思っていましたら(^_^;)
「何言よんですか。阿部さんに頼むつもりやったんやけん、あの見積もりの分でお願いします。」と、ご依頼いただきました<(_ _)>
この既存機、日立製なんですけど、横幅が73cmくらいの当時流行ったコンパクトタイプです。
現在発売されている各メーカーの横幅は、79cm~80cmです。
コンパクトタイプなのでここに収まってますけど、大体このコンセントの位置が悪くて、現在のエアコンは収まりません。
ここを何とかしないと取付ける事ができません。
とりあえず、既存機を撤去。
また貫通スリーブが入ってませんね...
コンセントの位置を変えるため、カーテンレールを少しカットします。
黒こげのコンセント裏です。
ケーブルの根元も焼けて黒くなっていますね。危ない危ない...(´・ω・`)
分解してみるとこんな風になってました。
プラグ受けの所が開いてしまってますね。
ここで接触不良が起きて発熱してた様です。
コンセントが古いからか、初期の時から不良だったのかは判りません。
室内機が付けれる様に、コンセントの位置を下げます。
気密性確保と小動物侵入防止のために、配管穴に貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
カーテンレールを切断した理由が解りましたか?
元のコンセント位置を塞ぐために、室内機ほ左に寄せています(^^)
既存化粧カバーは流用のご希望です。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
お部屋の広さに合った適正能力になりましたから、エアコンがフル運転する時間も少なくなるので、機器も長持ちする様になりました。
危険なコンセントも取替えたので、安心してエアコンがご使用いただけますね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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