ネット検索で当社を見付けていただいた設計事務所様のご依頼で、天吊形パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 PCZ-ERP40SKLH ERタイプ天吊形パッケージエアコン
既存機も三菱電機製。
たまにエラーが出て動かなくなるとの事でしたが、拝見した時には症状が出ませんでした。
どちらにしろ、年式が古いので取替えをご希望されていて、お見積りをさせていただきました。
高性能省エネの壁掛形ルームエアコンもご提案させていただきましたが、最近壁のクロスを貼り替えたところで、クロス跡が見えるのがNGなのと、配管穴を開け直す事に難色を示されていたので、同タイプの天吊りタイプでご依頼いただきました。
既存機を撤去します。
業務用エアコンですからフロン回収作業が必要ですが、まだエアコン自体が動くので、ポンプダウンして室外機側へ一度ガス回収しておきます。
室内機を吊っている吊りボルトを撤去するため、天井裏へ入ります。
既存機はこんな感じで吊っていました。
ダメですね。。。 ダメですよ、こんな事しちゃ。。。
梁から直接下ろしているので、寸法が合わないから、吊りボルト曲げて無理矢理吊ってたんですね。
このボルト類は撤去。
新たに取付ける機種は、旧機種とボルトピッチが違うので、位置決めをして下ろしなおします。
アングルを使って、吊りボルトを真っ直ぐ下ろします。
めくれていた断熱材も、キチッと敷き詰め直しました。
室内機を吊り込みます。
配管類を接続していきます。
スリムダクトは既存のものを流用。
室外機周りも配管接続し、真空ポンプを使って配管内をしっかりと真空乾燥させます。
外周りはこんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
フロン回収作業は持ち帰って行いました。
この回収作業、回収量にもよりますが、1時間程度の作業時間が掛かります。
ポンプダウンできる場合は、こちらの方が現場作業が捗ります。
梅雨時期で雨が心配でしたが、降っても小雨程度で作業に影響はありませんでした。
これでこの夏は、エアコンが止まる心配も無くお仕事ができますね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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