2014年7月22日火曜日

落ちかけのエアコン室内機の手直し工事

「室内機が落ちかけなので、ちょっと見てもらえんやろか。」とご依頼いただき、9日の晩遅くに下見にお伺いしていました。

お部屋に入った瞬間、「おぉっ!」と声が出ました(^_^;)

原因は、コンクリート壁にビス打ちする時に使う、樹脂製の黄色いプラグを使って、石膏ボードに留めているので、抜けて当然。。。


この状況で、「このまま使って大丈夫ですかね?」とお客様(^_^;)


「いや、ダメに決まっとるでしょ。」と言うことで、とりあえず応急処置。

お伺いできるのは二週間後なので、これで何とか使っていただきます。

あ、当然ですが、アベ冷熱技研の施工品ではありませんよ。
何で断らないかは、ココには書けないいろんな事情があります。。。(^_^;)

で、本日お伺いしてきました。
「もう、このままでええんやないん?」と言われるお客様を説得して、安全第一で施工に掛かります。
これがまた、室内機2階、室外機屋上というややこしい設定。。。


お隣さんとの隙間に、ほぼ垂直に長ハシゴを立てての作業です。


配管内のフロンガスを、室外機側へポンプダウン後、ハシゴを登って配管穴のところを見ると・・・

あらあら、、、パテ埋めしてないから、雨・風入り放題の状況。。。

何とか室内機を取外して、ボードアンカーを使って、壁面にしっかりと背面板を取付けます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


配管穴はしっかりとパテ埋め後、表面をコーキング処理します。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで頭の上にエアコンが落ちてこなくなりました(^_^;)v

適切な材料を使って、適切な取付工事。
エアコン工事に携わる者として、「基本」というより「最低条件」ですね。
業者選びは「価格」じゃなくて、「安全」で選ばないと、結局高くつきますよぉ。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
安心をお届けいたします<(_ _)>

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