「室内機が落ちかけなので、ちょっと見てもらえんやろか。」とご依頼いただき、9日の晩遅くに下見にお伺いしていました。
お部屋に入った瞬間、「おぉっ!」と声が出ました(^_^;)
原因は、コンクリート壁にビス打ちする時に使う、樹脂製の黄色いプラグを使って、石膏ボードに留めているので、抜けて当然。。。
この状況で、「このまま使って大丈夫ですかね?」とお客様(^_^;)
「いや、ダメに決まっとるでしょ。」と言うことで、とりあえず応急処置。
お伺いできるのは二週間後なので、これで何とか使っていただきます。
あ、当然ですが、アベ冷熱技研の施工品ではありませんよ。
何で断らないかは、ココには書けないいろんな事情があります。。。(^_^;)
で、本日お伺いしてきました。
「もう、このままでええんやないん?」と言われるお客様を説得して、安全第一で施工に掛かります。
これがまた、室内機2階、室外機屋上というややこしい設定。。。
お隣さんとの隙間に、ほぼ垂直に長ハシゴを立てての作業です。
配管内のフロンガスを、室外機側へポンプダウン後、ハシゴを登って配管穴のところを見ると・・・
あらあら、、、パテ埋めしてないから、雨・風入り放題の状況。。。
何とか室内機を取外して、ボードアンカーを使って、壁面にしっかりと背面板を取付けます。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
配管穴はしっかりとパテ埋め後、表面をコーキング処理します。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
これで頭の上にエアコンが落ちてこなくなりました(^_^;)v
適切な材料を使って、適切な取付工事。
エアコン工事に携わる者として、「基本」というより「最低条件」ですね。
業者選びは「価格」じゃなくて、「安全」で選ばないと、結局高くつきますよぉ。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
安心をお届けいたします<(_ _)>
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