午前中、「エアコン2台の効きが悪いので見て欲しい」とご依頼いただいていたお宅へ、点検と修理にお伺いしてきました。
1台目は92年製ですが、ほとんど使っていなかったそうで新品の様にきれいですが、冷房運転しても風しか出ません。。。
コンプレッサーは元気に動いているので、ガス圧を測定して見るとまったくガス無し(-_-;)
フレア接続部を外して見ると・・・
これはヒドイ! どうやったらこんなキズが付くのか教えていただきたい。
この状況だと、設置後すぐにガス漏れが起こっていたはずです。
フレアを再加工して再接続します。
電動式真空ポンプしっかりと真空乾燥を行います。
まったくガスが残っていないので、電子量りを使って規定量のR22(旧冷媒)を充填します。
この後試運転を行い、正常に動作して室内が冷える事を確認して1台目完了です。
2台目はガスが少ない状態で、液側に霜が付いていました。
ゲージで測定すると、0.45MpaとR410A(新冷媒)では少なめです。
残ガスを室外機に回収して、配管を外して見ます。
やっぱりですね。
フレアに細かいキズがあるため、チビチビと漏れだしていた様です。
フレアを再加工して再接続します。
真空引き開始。
残ガスがあるので、冷房運転をしながら追加充填していきます。
規定圧まで上昇し、冷風が出ているのを確認して完了です。
「最初の頃、買ったとこに修理頼んだんやけど、「ホコリがつまっとんでしょう?」って言うて帰ってしもたんよ。」とお客様。
切り取ったフレアをお渡しして原因をご説明すると、「買ったとこ」の会社名がこぼれました。
最近行ってないなぁ、、、Y電機。
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