2021年10月23日土曜日

14年使用したエアコンが水漏れするのでムーブアイmirA.I.+搭載霧ヶ峰へ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、リビングに設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZXV8021S-W ムーブアイmirA.I.+搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

広いリビングに、日立製のエアコンが2台。

こちらは7.1kwで23畳用です。
14年目で年式も古く、水漏れするので、取替えをご希望です。

こちらのエアコンは、2.5kwで8畳用です。
1台では効かないかも知れないということで設置したそうですが、23畳用1台で十分で、ほとんど使っていないので、これも撤去をご希望です。

2階リビングで、室外機はベランダ置きです。

しかしこれは効率悪いですね。
自分が吹き出した熱風を、また後ろから吸い込んでしまう、ショートサーキットを起こしてしまいます。
ここはご提案させていただいて、後ほど改善します。

では作業に掛かります。
既存室外機を撤去。
ベタ置き、ドレン垂れ流し状態でしたから、かなり汚れていますね...

配管化粧カバーのビスを外そうと思ったら、鉄ビス使われていて、これがなかなか外れず苦労しました...
付属のビスはステンレスなんですが、無くしたんですかね?
タマに見掛けますけど、これも施工不良の一つです。

室内機を外しました。

リフォームした形跡がありますね。
配管穴の奥に古いベニヤの壁がありますが、キャップがそのまま残っています。
しかも、手前の開口の方が低いので、逆勾配になっています。
水漏れの原因はこれですねぇ...

室外機の裏も、配管の断熱がしっかりされていなかったため、結露して背面板も錆びてしまっています。

先ほどの逆勾配の配管穴。
穴の奥を少し修正して、逆勾配にならない様に貫通スリーブを挿入。
スリーブと壁の隙間にはコーキングを打って、気密性を確保。

新しいエアコンの背面板を設置します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存化粧カバーは流用です。
ボロボロに錆びていたビスは、ステンレス製に取替えておきました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機の下には、溶融亜鉛メッキ仕上げの高置台を設置して、ショートサーキットを防ぎます。

ドレンは垂れ流しにせず、排水口のところまで塩ビ管で導きました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
ショートサーキットを起こさず、放熱効率が良くなったので、かなり省エネ効果が出るハズです。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

8.0kwで26畳用ですから、1台で十分お使いいただけます。
これで水漏れを気にする事なく、快適にお使いいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年10月21日木曜日

メーカーへ修理依頼したら洗浄したら治りますよと言われてエアコン分解洗浄

初めてのお客様からエアコン分解洗浄のご依頼をいただき、本日再取付工事にお伺いしてきました。

日立 RAS-S28A(W)(2011年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

室外機はこんな感じに置かれていました。

配管を見上げると・・・
なかなか凄いことになってますね(^_^;)

なんとか取外したら、配管穴の位置もこんな事になっています...
なんで左側に穴を開けなかったのか。

当然、配管はこんな感じで。
後ろもカビだらけですね。

今回ご依頼いただいたのは、エアコンの効きが悪くなってメーカーに修理に来てもらったそうで、メーカーさん曰く、「エアコン洗浄したら治りますよ。」と。
確かに、フィルターはキレイですが、その奥に見えるのは・・・

いやぁ、久々にいい感じに積もってますね...(^_^;)
熱交換器にここまでホコリが付着すると風が通り抜けなくなるので、風量が下がって効きは悪くなりますね。
丸洗いすればキレイになりますよ。

さて、この穴。

スリーブが入ってないので、挿入しておきます。

穴が大きすぎてスリーブがスカスカなので、アルミテープで気密性を確保しました。

お預かりした室内機を分解していきます。
しかしこれ、パウダースノーの様です(^_^;)

ドレンパンも、ヘドロ状態になっていますね。

ファンやボディ内部も、ホコリとカビがビッシリです。
たしか、日立白くまくんは、ステンレスクリーンシステムとかで、カビが生えにくいとか...

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、お引渡しです。
「わぁ、ちゃんと風が出てますね(^_^;)。キレイにしていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

富士通ゼネラル・三菱霧ヶ峰 黒いツブツブが飛んで来るのでエアコン分解洗浄作業

FB友さんから、ご実家のエアコン分解洗浄を2台ご依頼いただだき、本日再取付けにお伺いしてきました。

1台目はリビングでお使いの、富士通ゼネラル AS-M56E2W(2015年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

エアコンを運転すると、吹出口から黒いツブツブが飛んで来るそうです...
外装はキレイですけど、内部はなかなか凄い事になっていますね...(^_^;)
黒いツブツブはこれが原因ですね。

さて、取外しに掛かりますが、配管カバーを外すとパテがめくれています。
経年でこんなにキレイにはめくれないので、人為的にされたものですね。
ドレンの断熱もいい加減です。

左側の配管取出口がカットされています。
このエアコン、移設してきたのかと思ったら、新品で取付けたそうです。
なぜ左側をカットしたのかは意味不明。

考えられるのは、このエアコンに取替える前に元々付いていたエアコンは、このエアコンの右側に設置されていたそうです。
ハヤトチリしたんですかね?

で、室内機の稼働パネルが天井面に当たらないように目一杯下げて取付けているため、窓枠に室内機がぴったりくっついていて、取外すのにかなり苦労しました...
後の事を全く考えていない、Y電機の施工クオリティですね。

2台目は寝室でお使いの、三菱電機 MSZ-GM223-W(2013年製) スタンダードタイプです。

こちらは問題なく、サクッと取外しました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

富士通G 熱交換器↓

富士通G ボディ内部↓

富士通G ドレンパン↓

富士通G ファン↓

三菱霧ヶ峰 熱交換器↓

三菱霧ヶ峰 ボディ内部↓

三菱霧ヶ峰 ドレンパン↓

三菱霧ヶ峰 ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認して、お引渡しです。
ビフォーアフターの写真をお渡しすると、「うわぁ、こんなに汚れてたんですか!キレイにしていただいてありがとうございます。孫が来るんで気になっとったんです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。