2021年9月23日木曜日

天カセエアコンが故障したので壁掛形ルームエアコン新設工事

午後からは、初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

日立製 4.0kw自動掃除機能付きエアコン お客様支給品です。

既存機は東芝製の、天井カセット形ハウジングエアコンです。
故障で動かなくなったそうです。
年式も古いので修理はせず、これはこのまま残置とします。

取付けご希望位置はこちらです。
まぁ、ここしかないという状況ではありますが。

高さ的に厳しいですが、250mmの薄型タイプならなんとかなりそうです。

ただし、この窓は出窓です。
出窓は屋根がある上に、壁内で水切りが立ち上がっていますから、室内機の後ろに穴を開けることはできません。

こんな感じで、マンションのエアコン工事の様な形で取付けることにします。

では作業に掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。

穴を開けたついでに、コンセント用のケーブルを通したかったのですが、壁内と天井裏が繋がっていないため、天井面にコンセントを取付けることになりました。
結構時間掛けてトライしてみたんですけどねぇ...

200V専用コンセントを取付けます。
電源は、既存機の室内機のところから取っています。

室内機の位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
泥ハネ軽減のため、プラロックの下にブロックを一段敷いています。

作業が完了すると、カーテンレールを少し下げて取付けます。
あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

こんな感じのクリアランスです。
何もかもギリギリ(^_^;)
かなり時間が掛かりましたが、なんとか暗くなる前に完了できました。

「結構大変な作業でしたね。暑い中をありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

春に他社で洗浄してもらったのにカビ臭が酷いエアコンの分解洗浄作業

一週間Blog更新してませんけど、まぁまぁバタバタさせていただいています<(_ _)>
本日は、初めてのお客様からエアコン分解洗浄のご依頼をいただき、今朝再取付工事にお伺いしてきました。

ダイキン AN56REP-W(2014年製) スタンダードタイプです。

今年のゴールデンウィーク前に、掃除業者比較サイトで一番早く来てくれる業者さんにお願いして洗浄してもらったエアコンです。
え?って思いますよね。
今年ですよ。酷くないですか?
カビ臭が酷くて耐えられないと言うことで、Twitterでアベ冷熱技研の分解洗浄を見付けていただいてご依頼いただきました。

室内機を取外すために、まずはポンプダウンを行います。
このバルブキャップ、きちんと締められていないことが多いです。
ここも規定トルクで締めていないと、微量づつガス漏れが起こります。
今回も手締めしただけの状態で、少しオイルが滲んでいました...

室内機を取外して、お預かりします。

持ち帰った室内機を分解していきます。
春に洗浄された熱交換器裏はこんな感じです。
表側からしか洗浄液を掛けていないため、裏側はどうしても残ってしまいますね。

ドレンパンとファンはこんな感じです。
今年の春に洗ったんですよね?
これでは異臭が出てもおかしくありません。

それと、ファンモーターを取外さずに洗浄される業者さんが多いですが、ファンに固着して外れなくなるので止めて欲しいですね。

ファンモーターの軸先が錆びてしまって、外すのにかなり苦労します。

電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器 表側↓

熱交換器 裏側↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
ガス圧も測定しておきました。
ビフォーアフターの写真をお渡しすると、かなりビックリされていました(^_^;)

「うわぁ、こんなに汚れてたんですか?エアコンつけたら私も子供も咳が出たりしてたんで、やっぱりこれが原因だったんですね。やっぱり分解しないとキレイになりませんね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年9月15日水曜日

借家リフォーム後アンテナチェックしたら映らない?アンテナ新設工事

台風が接近して、雨が降ったり止んだりですね。
午後からは、アンテナ新設工事にお伺いしてきました。

こちらの建物、9月始めにこのBlogに書きましたが、リフォームを終えた借家で、エアコンを取付けさせていただいた現場です。
エアコン工事の際に、「阿部さん、ついででかまんので、テレビが映るかどうかだけチェックしとってくださいや。」と、オーナーさんからご依頼がありまして、チェックしていました。
あら?レベルが全く出ませんよ???

確か、屋根の上にアンテナが見えたので、確認してみましょう。
う~ん、なんか古そう...

あれ?宅内にブースターの電源部なんか無いのに、UHFブースターが付いてます。
それも、20年以上前の広島局対応のブースターですよ。
いやぁ、懐かしい。久々に見ました(^_^;)

UHFアンテナからブースターへ接続されているケーブルは、フィーダー線です...
いやぁ、、、30年くらい前のものですか?(^_^;)
さすがにこの設備をどうにかするとかは考えられないので、オーナーさんに現状をご説明して、新しくアンテナを取付ける事になりました。

今回は2階の外壁面へUHFアンテナを新設します。
位置決めをして、金具を設置。

アンテナを取付けて、松山本局を狙います。

この地区、松山市内でもかなり北の端になります。
受信レベルは結構低めです。

NHKや南海放送はなんとか映るレベルですが、テレビ愛媛はムリっぽいですね。

レベルを適正値まで増幅させるため、UHFブースターも取付けておきます。

ケーブルも新しく、1階のリビングまで引かなければなりません。
ベージュ色の塩ビ管で、ケーブルを保護してはわせていきます。

宅内へは、床下通気口を使って床下へ。

キッチンにある床下収納を点検口代わりに、ケーブルを通します。

リビングのユニットのところまで、S5C-FBケーブルが通りました。

ブースター電源部を取付けて、受信レベルを確認。

エラーフリーのいいレベルが出ました。

借家なので、入居者さんが退去される際に持って行かれない様に、電源部を壁面へ固定しておきました。
来週、新しい入居者さんがお引越しされてくるそうです。
間に合ってよかった...(^_^;)

あと、屋根上に残っているアンテナは、オーナーさんのご意向で残置となりました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>