2024年10月10日木曜日

7年ご使用の三菱霧ヶ峰エアコン分解洗浄&手直し作業

いつもお世話になっているお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-GV2517-W(2017年製) スタンダードタイプです。

7年前にアベ冷熱技研でお買い上げ、取替工事をさせていただいたエアコンです。
ん???あれ?なんだこりゃ???
外壁リフォームをされた際に、一緒に室内機の移動を建築屋さん専属の業者さんにお願いしたそうです...

こちらのお宅、下にカーポートがあってハシゴ作業が大変だったんです。
外壁を治すついでにお客様が、「取替えの時にハシゴでやりやすい場所に室内機を移動してほしい」とお願いされたそうです。
でもしかし、もうちょっとやり様があったと思うんですけどねぇ。

取外しに掛かります。
あれ?3分のフレアナットに亀裂が入っています。
このナット、水抜き穴があるので三菱の純正品ではありませんね。
ナット周辺の腐食は見当たらないので、これは締め過ぎ(オーバートルク)によるものですね。

2分のフレア部分は潰れかけでした。これもオーバートルクによるものです。

とりあえず室内機を外してお預かりします。

「凄い臭いがするんですよ。」と言われる様に、内部にはびっしりとカビが付着していました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
既存のフレアナットは外して、純正のナットを取付けてフレア加工しなおします。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

オーバートルクにならない様、トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

垂れ下がっていたコードは、プラモールで仕上げました。
将来このお部屋のクロスを貼り替える際には、配管穴を塞いで、コンセントは室内機の近くに移設することをお奨めさせていただきました。

「わぁ、スッキリした。きれいにしてもらってありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

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