いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
今回のエアコン機器は、お客様支給品です。
2022年製で型落ちを見つけて来られましたが、これには理由があります。
既存機も三菱霧ヶ峰です。
10年前の新築時に、建築中から隠蔽配管を行って取付けさせていただいたものです。
「どうも効きが悪いので、10年経ってるから取替えてください」とのご希望です。
「上の梁ギリギリじゃない?」って思う人は工事屋さんくらいでしょうね。
この梁がクセモノなんです...
室外機は建物裏にあります。
一応、ポンプダウンついでに点検してみましたら、ガスがほぼ空の状態でした...
どうも機器内部で漏れていた様です。
室外機を撤去しました。
化粧テープを巻き直して、新しいフレアナットを取付けます。
午後から雨の予報だったので、先に新しい室外機へ配管を接続しておきます。
室内機側に掛かります。
配管を接続したり取外したりするためには、室内機を壁に掛けたまま起こさなければ作業ができません。
取付けの時にも苦労したんですが、この梁が邪魔なんです...
隠蔽配管の施工時にもっと配管取り出し位置を下げることができれば良かったんですけど、この下には引き戸があって、壁内はなんともタイトな感じになっているため仕方ありませんでした。
外すためには正面に付いているカバーや自動掃除ユニットを外しての作業になります。
この状態で、辛うじて配管のところに手が入るくらいのスペースができます。
既存機の撤去完了。
位置決めをして新しい室内機の背面板を取付け、新しいフレアナットを取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
霧ヶ峰は、数年前の機種から左配管接続がしやすい様に、この部分のカバーが外れる様になっているので、室内機を分解しなくても配管接続ができました。
これですね、今年モデルの室内機だと前面カバーが前に少し飛び出しているため、梁に当たって配管接続ができなくなるという悩ましい事になっていました。
なので、取替えのご依頼をいただいた際に、既存機と同じ寸法か、それ以下の寸法のエアコンを購入されてくださいとお願いしていました。
そのため、2022年製の型落ちとなっています。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
いい具合に天気予報が当たらず、雨に降られずに済みました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「わぁ、涼しくなった!ありがとうございます!」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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