5月にリビングのエアコン取替工事をさせていただいたお客様のご依頼で、2階のお部屋へエアコン新設工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2523-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
取付けるお部屋は2階。
エアコン専用コンセントはありますが、配管穴はありません。
室外機はベランダへ置けます。
外壁は柱や梁に見立てたデザインになっています。
隣の部屋にはエアコンがあるので、これと同じ様な感じで取付けていきます。
しかしこの微妙な段差はやりにくいですね。
今回の建物は、2006年以前の建物になるため石綿含有事前調査ということで、図面を拝見させていただいて書面調査を行いました。
図面での確認は行いましたが、記載されていないところもあり、絶対アスベストが含まれていないという断定はできません。
この場合は「この壁にはアスベストが含まれている」という前提で、みなし作業を行います。
粉塵が飛散しない様にHEPAフィルター内蔵の掃除機で吸引しながら、配管穴を開けていきます。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は、ブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成です。
いつもならドレン排水は、塩ビ管を使って排水口まで導きますが、こちらの場合排水口までの距離が長く、長年して詰まる可能性があるため、室外機のところで開放しています。
お客様にもご理解いただき、隣の部屋と同じ方式で施工しています。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「暑い中、ありがとうございました。これでこの部屋も快適です。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿