2020年6月2日火曜日

テレビの一部チャンネルが映らないのでアンテナ位置を変更して新設

以前お世話になったお客様のご依頼で、アンテナ工事にお伺いしてきました。


当初ご相談いただいたのは、一部チャンネルだけ映らないので見て欲しいという事でした。


映らないチャンネルのレベルを測定してみると、エラーが出まくってこれでは映りません。


アンテナを確認してみます。
アナログから地デジ移行の際に、国の事業で取替えられたアンテナとの事。

屋根に登って見ると、あらら...
なんでこんなにグルグル巻になってるんですかね?

このグレー色のケーブル、黒色に比べて耐久性が劣ります。


被覆が劣化して、ここから雨水が入り込んで内部を痛めてしまうんです。
経験上、原因はこれだ!と確信しましたが・・・

ケーブルを取替えてみます。


しかしこのアンテナ、ちゃんと水平に取付けできなかったんですかね?


あれ?ケーブル取替えてもレベルが改善されません...
確信はここで崩れ去り...

アンテナが悪いのかも知れないので、他のアンテナを持ってきて測定してみましたが変わらず...
という事は、目の前のマンションの影響が考えられます。
建物のどこが一番いいレベルが出るか調査を行い、この位置に変更をご提案。


ここならマンションを交わして、レベルは改善されます。

ここまでが先月の状況でした。

工事の予定が詰まっているため長らくお待たせしてしまいましたが、本日午後からお伺いしてきました。
アンテナの位置を変更するので、ケーブルを天井裏へ通していきます。


今日の気温は今シーズン最高気温...


天井裏は地獄の様相です。
とは言っても、真夏の天井裏に比べたら、全然涼しいレベルですけど(^_^;)

天井裏を這いずって、ケーブルを通していきます。
数秒で作業着はシャワーを浴びたくらい汗が吹き出てきます。

ケーブルを既存線に接続しようと周りを見渡すと、あれ?分配器があります???

お客様はテレビユニットは一箇所しかないとお話されていたので、まさか分配器があるとは...

とりあえず2分配器の入力側へ接続。
ちょっとこの分配器のせいで、何か問題が起こりそうな予感がします...

とりあえず灼熱の天井裏から、屋外のハシゴ上へ。
アンテナを取付けるための金具を設置。


UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。


ん~、少しエラーが出ますが、


受信レベルは大丈夫です。


アンテナにケーブルを接続して、テレビのところでレベルを測ってみます。


あぁ...あの分波器のところで、かなり損失が出ていますね...

品質はいいので、映らないレベルではありません。

テレビのレベルで見ると、問題なく受信できていますね。


はぃ。今まで映らなかったチャンネルも、無事映る様になりました。
今後もしブロックノイズなど出る様なら、ブースターを取付ける事にしました。

「お忙しいところ、ありがとうございました。また何かありましたらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

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