2020年2月10日月曜日

汚れているエアコンを引越しついでに分解洗浄して移設工事

いつもお世話になっているお客様がお引越しされるという事で、エアコンの移設と同時に分解洗浄もご依頼いただきました。

パナソニック CS-283CF-W(2013年製) 標準タイプのエアコンです。


まずは取外しにお伺いします。

フロンガスをポンプダウンして、室外機へ回収して取外します。

今回、3年前にアベ冷熱技研でご購入いただいた三菱のエアコンも移設します。
こちらは汚れていないので、洗浄せずそのまま移設です。


パナソニックの方はこんな感じです(^_^;)

フィルターは定期的にお掃除してくださいね。

約7年ご使用ですから、内部はカビがいっぱいです...

お引越しの機会に洗浄するのは、とても有効ですね。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
取付ける場所は、2階ダイニングキッチン。

エアコン専用コンセントはありますが、配管穴は開いていません。
こちらの建物も賃貸なのですが、前の入居者はこの部屋にエアコンを付けていなかった様です。

理由が解りました...

敷地内にハシゴが立たないし、裏にアクセスする経路はすべて塞がれているので、地上置きにできなかった様です。

さてどうする?
お客様と悩んでいたんですけど、ナントお隣さんはお客様の仕事上のお客様だったそうで、快く「うちの敷地通ってもらっていいですよ」と話がトントンと進みまして...(^_^;)

では取付作業に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を慎重に開けていきます。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


という訳で、お隣様の敷地から出入りさせていただいて、尚且ハシゴまで立てさせていただいての作業です。

もうこれ、お隣同士かなり良好な関係でないとできない事です(^^)

外部配管はテープ巻き仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、ダイニングキッチンの方が完了。


三菱の方は、前の入居者が置いていったエアコンと取替です。


こちらはサクッと完了。


ベランダ置きなので、いわゆる標準工事ですね。

「わぁ...パナソニックのかなり汚れてたんですね... 助かりました、ありがとうございます。また店の方のエアコン洗浄もお願いするかも知れないんで、その時もお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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