天気がいい日が続いているので、大変お待たせしておりますエアコン工事にお伺いしています。
今日は、いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2519-T(ブラウン色) 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。
既存機は三菱重工製ビーバーエアコン。
盆休み明けにご連絡いただきまして、「また古いエアコンが故障したようで、対応をお願いします。不幸中の幸いで故障したエアコンは生活必需の部屋ではないので、予約順に関わりなく他のお客さんの切羽詰った居室を優先してからでかまいません。」との、ありがたいお言葉をいただきまして、取り急ぎ現地調査にお伺いしていました。
運転開始するとエラーランプが点滅し、冷えないそうです。
暖房時期は使えていた様ですが、この夏使おうと電源を入れるとダメだった様です。
恐らく電気系統の不具合だと思いますが、1991年頃の製品なので28年ですか...
修理は無理なので、取替えでご依頼いただきました。
こちらのお宅、エアコンはすべて隠蔽配管で、裏の方へ室外機がまとめられています。
毎回の事ですが、こういう風にぴっちり配管接続は、取替えの時に余計な手間が掛かるんですよね。
余長が無いので、溶接延長しなければなりません。
調査にお伺いさせていただいてから、雨の日がずっと続いていたのと、他の工事予定が流動的だったため、かなりお客様に甘えさせていただきましたが、やっと本日お伺いすることができました。
早速作業に掛かります。
まずは、既存室内機を撤去します。
隠蔽配管なので、壁からちょろっと冷媒配管が出ています。
通常の隠蔽配管はですね、左側の冷媒配管とまとめてドレン管も処理するんですけど、タマにこういう施工に当ります。
ドレンだけ右側...
この施工ですね、ドレンの方が低いのなら「まぁいいか」って感じなんですけど、ドレンの方が高い場合が多いです。
何を考えてこんな施工してるのか、意味がわかりません。
地球には重力があります。
水は高いところから低いところへ流れていきますね。
ドレンを下げるしかありません。
簡単に切ってる様に見えるでしょうけど、かなり神経使って切断しないといけません。
こんな感じで、室内機のドレンホースを差し込んでおきます。
やっと室内機の取付けに掛かれます。
位置決めをして、背面板を取付けます。
既存配管はなんとか長さが届くので、新しいフレアナットを取付けて、フレア加工を行います。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
室外機側の配管はまったく長さが足りないので、溶接延長します。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成です。
泥ハネ軽減のため、プラロックの下にブロックを敷いています。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「きれいに取付けてもらって、ありがとうございます。また他の部屋もそろそろ順番に壊れていくと思うんで、またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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