初めてのお客様からアンテナ新設工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。
新築当初からCATVをご覧になっていましたが、有料チャンネルを見なくなったとの事で、アンテナ受信への切替えをご希望です。
CATVの引込みは、道路側のスッキリポールで受けています。
引込ボックス内に保安器があります。
このポールにアンテナを取付ける事ができれば既存のケーブルが流用できるのですが、松山本局の送信塔から見ると建物の裏側になるため、このポールへアンテナを取付ける事はできません。
建物反対側の外壁へアンテナを取付けないといけない訳ですが、ポール近くのプルボックスまでケーブルを持って来ないといけませんね。
詳細なお見積りをさせていただきご依頼いただきましたので、本日朝からお伺いしました。
建物反対側へハシゴを持ち込み、作業に掛かります。
ハシゴの勾配が取れないので、許可をいただいて、お隣の敷地に立てての作業です。
位置決めをして、取付金具をしっかりと固定します。
地デジ用UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。
近隣に大きな建物がないので、ロケーションは最高です。
受信レベルもエラーフリーで完璧ですね(^^)
BSアンテナを取付けて、BS衛星を狙います。
少し曇り気味のお天気ですが、かなりいいレベルが出ました(^^)
午前中いっぱい掛かって、アンテナは取付け完了。
昼休憩後、プルボックスのところから、アンテナまでケーブルを延長していきます。
塩ビ管を延々と横引きして...
アンテナのところまで立ち上げて、同軸ケーブルを通します。
ブースターへ接続して、アンテナ周り完了。
CATVの方は保安器からケーブルを抜いて、セキュリティパイプを取付けて、接続できない様にしておきます。
延長したケーブルを、プルボックス内で宅内配線へ接続換えします。
宅内の作業へ移ります。
ユニットバスの天井点検口のところに、ブースターと分配器があります。
既存のブースターはCATV用のブースターなので、使用しません。
CATVブースターのケーブルを抜いて、アンテナ用のブースター電源部へ接続します。
既存の分配器も交換です。
4K8K対応の分配器へ取替えました。
何が違うかと言うと、周波数帯域が違います。
次に、各部屋に付いているテレビユニット。
見た目では判りませんが、外して見るとビス留め直付けタイプです。
これはこのままではダメなんです。
すべてコネクタタイプに取替えなければなりません。
コネクタ接続する事によってシールド性が確保されて、電波が漏れない仕組みになります。
4分配ですから、4箇所すべて交換しました。
今回、4K8K対応になる上、ブースターで増幅しますから、ケーブルの芯線が露出しているとそこから電波が漏洩します。
漏洩してしまうといろんな障害を起こす事になるため、最悪は電波法違反になります。
身近な機器の障害としては、Wi-Fiルーターに影響が出て、繋がらないという問題が起こる事が想定されています。
機器の交換が終わると、各部屋で受信レベル測定。
レベルを見ながら、ブースターの出力レベルを調整します。
すべてエラーフリーで、いいレベルが出ました(*^^*)
あと、セパレーターも周波数帯域が広い、4K8Kタイプでテレビに接続します。
テレビのチャンネル再設定を行って、すべてのチャンネルが映る事を確認してお引渡しです。
今日は一人で作業を行ったので、朝9時過ぎスタートで、夕方5時まで掛かってしまいました...
「お一人で一日、お疲れ様でした。新築の時にCATVしか考えてなかったんで、結構大変な工事になってしまいましたね。テレビ周りもスッキリしたし、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
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