2016年8月23日火曜日

お店の看板照明投光器をLED投光器へ取替工事

いつもお世話になっている、いちやなぎクリーニングさんからのご依頼で、看板用投光器の取替工事にお伺いしてきました。


既存の投光器はHOLOPHANE製。
1台で看板をまんべんなく照らすことができる高性能広告照明です。
大型看板などによく使われていますが、こちらのお店にとっては厄介ものでした(^_^;)

お店のすぐ前は、車の往来の激しい道路。
ランプが切れる度に、高所作業車を使ってランプ交換をしていました。
高所作業車を使うと何万円も掛かりますから、かなりの負担ですね...

以前から、「できるならLEDに替えたい」とのご相談をいただいていたんですが、既存機と同じ配光で同じ照度のLED投光器を選択すると、何十万円という高額なプランになってしまって...
数週間、いろんな方法を考えていましたが、「そんなに明るくなくていいし、古くなってるので地震とかで落ちるのも怖いし、そこそこの明るさのものでいいから替えてください。」との事でご依頼いただきました。

作業は屋根上から行います。
さすがに道路側にハシゴは立てれませんから、側面から登ります。


上から見るとこんな感じ。

先端の灯具は23kg。支えている金具を合わせると30kgほどあります...

エアコンの室外機並の重量を、コーチスクリュー5本で支えています(p_-)

見てるだけで恐ろしい施工方法です。
下には車が通っているし、お客様が出入りしています...

どうやって外す??? 人力です・ω・

一気に外れて道路側に転落するのを防止するために、ロープで縛っておきます。

コーチスクリューを1本、また1本と外していく度に、ミシッ、ミシッと音を立てながら傾いていく灯具。
車が来ていない事を確認して、最後の1本を外した瞬間、一気に体ごと引っ張られて、危うく一緒に転落するところでしたが、なんとか無事に引き入れました(T_T)

危ないですねぇ、まったく。当分体の震えが止まりませんでしたよ。

重いですから、屋根上で全部バラして降ろしました。


ケーブル配線を振り分けて、新しい投稿器を取付けます。


こんな感じで2方向から照らす様に設置。

このアームはビスを緩めると左右に振れるので、屋根上からランプ交換が容易に行なえます(^^)v
重量も既存機と比べ物にならないほど軽いです。

ランプは岩崎電気製LDR33N-H/E39W750 LEDランプです。
消費電力は33Wなので、既存機に比べたらかなりの省エネですね。


こんな感じで完成です。

「明るさ十分です!これで安心して使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研では、省エネLEDへの取替えや省エネプランの作成も行っていますので、お気軽にご相談ください。

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