2016年8月20日土曜日

賃貸マンションで故障したエアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事(室外機天井吊り)

アベ冷熱技研のある築山町の賃貸マンションオーナーさんのご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2816-W 汎用機です。


当初、オーナーさんから、「エアコンが壊れたみたいなんやけど、阿部さんとこで見てもらえんやろか?」と、お問い合わせいただきました。

ずっと知り合いの家電店さんにお願いしていたそうですが、お店をやめられたそうで、町内会でいつも顔を合わせていた阿部にお声掛けいただきました。

室内機のランプが点滅しているので、エラーコードを調べます。
ダイキンはこういうところはいいんですよねぇ。こういうところは...・ω・


エラーコード「E6」。

あらら、室外機側。それもコンプレッサー系のエラーですよ。。。

室外機を点検したくても、、、(´・ω・`)

これ、降ろさないと点検なんかできません。
点検して、もし基板だとしても、作業費だけで結構な費用が掛かります。
製造年2006年。ちょうど10年です。
修理にお金掛けるメリットは、まったくありませんね。
オーナーさんも、「阿部さん、もうダメやったら取り替えてや。」とのご意向でしたので、本日取替工事にお伺いしてきました。

はい、この室外機を降ろすのが大変なんです...


手造りの架台。室外機はどうやって留まっているのかと思ったら、足折り曲げて無理矢理押し込んでる状態...

はぃ、ただ単に乗せてるだけという、恐ろしい状況。

ここは5階建てマンションの最上階...(;_;)

取り外すのに1時間掛かりました。
命掛けですよ。
不安定な足場で脚立に乗って、無理矢理差し込まれた室外機を押し上げながらスライドさせて外すんですから。

室外機降ろした後は力尽きて、室外機撤去後の写真も撮れてません。

室内機撤去跡もこんな状態で、テンションが下がります...

しばらく休憩して呼吸を整えて、取り付けに掛かります。

この木製の縦桟、外してしまいたかったんですけど、これ外すとクロスが...
なんでこんな施工したんでしょうねぇ。
オーナーさんも、「仕方ない。外したらクロス貼り替えんといかんなるけん、そのままでえぇよ。」と。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


手造りの架台は危険なので撤去。
しっかりした既製品の天井吊金具を、アンカーで吊り下げます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


ベランダ周りはこんな感じで完成。
ドレンは塩ビ管を使って、ベランダの排水口まで降ろします。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

猛暑の中、最上階で一番暑い部屋でお気の毒でしたが、今日からまた快適にお過ごしいただける様になりました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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