先週土曜日から取り掛かっていた、天吊形パッケージエアコンの新設工事が完了しました。
ダイキン製 SZYH112BA 4馬力天吊形パッケージエアコン 中古品お客様支給品です。
設置する部屋はこんな感じ。
大きな建物内の一部スペースを、テナントとして借りているそうです。
エアコンは、こちらのオーナー様が用意してくれたそうです。
この状態で置いてありましたが、大丈夫なんですかね(^_^;)
機器の不具合があった場合の保証はできない事をご了承いただきます。
今回、動力電源ですが、以前入居されていた方が動力を使われていた様で、既存の設備が残っていました。
これを今回入居されるお客様の名義で、新たに申請しなおします。
電源周りはこんな感じで、動力のブレーカー類はここへ取付け希望です。
まずは四国電力へ申請するために、図面を作成。
これを添付して、四国電力へ申請。
許可が出ると、工事に掛かります。
まずは室内機の取付け位置を決めて、配管穴を開けていきます。
天井裏へ上がり、Lアングルを使って室内機を吊るための吊りボルトを下ろします。
吊りボルトに取付金具を取付けます。
穴が数か所空いていますが、以前ここに設置されていたエアコンのものです。
室内機を吊り込みます。
もうこの「あげ太郎」くんは、うちの優秀な従業員です(*^^*)
配管類を接続していきます。
外部配管はテープ巻き仕上げ。
室外機に接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きを行っている間に、電源周りを。
主幹ブレーカーに漏電遮断器125A。
エアコン用分岐ブレーカーに配線遮断器30Aを設置。
黒い分岐ブレーカーは、既存の電動昇降機用です。
真空引きが終わると試運転。
エラーが出ました。。。
「A3」は、ドレン系の異常。
これは想定内です。
実はこの中古の室内機にドレンアップキットが付いていて、それを取外したため出たエラーです。
この時点で、夕方6時を回っていたので、設定・点検作業は日をあらためさせていただく事にしました。
ということで本日、試運転・点検作業にお伺い。
ドレンエラーは、基板のところをチョチョッといじって完了。
暖房運転で試運転開始。 ガス圧測定に掛かります。
高圧2.4Mpa、低圧0.7Mpa。
ちょっと少ないですね。
様子を見ながら追加充填していきます。
高圧2.6Mpa、低圧0.7Mpa。
もうちょっと入れてみたいところですが、室内側の吸込温度・吹出温度も見て、このくらいで抑えておきます。
今朝は外気温がかなり低いので、圧力調整も微妙なところです。
外周りはこんな感じで完成。
ドレンテストも完了。
ガス不足以外の不具合はなく、無事完成お引渡しです。
これで今日から快適にお仕事ができる様になりましたね。
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
「四国電力(株)請負計器工事認定店」ですので、今回の様な電気工事も合わせてご依頼いただけます。
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