以前、農業用倉庫で電気工事をご依頼いただいたお客様から、「新しい乾燥機を買ったんで、コンセントの増設をしてほしい。」とご依頼いただき、お伺いしてきました。
既存のブレーカー設備。主幹は30A。
電灯用の100Vと、乾燥機200V、籾スリ機200Vの3回路。
ブロック塀を隔てた母屋の方から電源を取っています。
で、今回新しく導入される乾燥機。(左奥)
手前の乾燥機の買い替えではなく、もう一台増やす形です。
現在まで、主幹30Aでギリギリの状態で使用されていましたから、既存設備のままコンセントを増やすのは無理です。
ということで、母屋からの分岐をカットして、新たに電柱から引込みを入れる形でご提案させていただき、ご依頼いただきました。
四国電力へ申請を行い、許可が出たので内部作業に掛かります。
既存ブレーカーを撤去し、一次側ケーブルを許容電流の大きなものにします。
引込点まで延長していきます。
引込側の接続は後日になるため、とりあえず一次側は既存の母屋からのケーブルに接続しておきます。
増設コンセントを設置。
竣工検査後、四国電力で電力量計(スマートメーター)を受け取り、接続しておきます。
後は、この引込点へ引込班が接続してくれれば完了です。
ここまでが連休前の作業でした。
本日、引込みが入ったので、一次側の切替工事にお伺い。
分電盤のところで、一次側ケーブルの繋ぎ替えを行います。。
増設コンセントの電圧を確認。
異常がない事を確認して、お引き渡しです。
主幹ブレーカーは60Aになりました。
これでブレーカーが落ちる心配をしながら農作業をすることもなくなりますね。
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