3年前に、中古のエアコン取付工事をご依頼いただいたお客様から、「昨年の夏頃からエアコンの効きが悪くなったので、ガスの補充をして欲しい」とご連絡いただきました。
「ガス漏れ」、エアコン工事業者にとってこの言葉は不安で嫌な気分になります(^_^;)
早速、冷房運転を行い、ガス圧を測定します。
旧冷媒(R22)なので、0.4Mpa~0.6Mpaが適正値です。
「あら~少ないなぁ」と判断するのは拙速です( ̄ー ̄)ニヤリ
ガス圧だけ見て、ガスを追加補充してしまうのは素人さん。
しばらく運転すると、室外機のガス側バルブに霜が付き始めました。
冷房運転なので、上のバルブが液側、下のバルブがガス側。
通常、ガスが少ない場合、上の液側に霜が付きます。(残ガス量にもよります)
今回は下のガス側に霜が付いているので、ガス不足と判断しません。
室内機側へ移り、吹出口に手をかざしてみます。
原因が判明しました(^^)v
吹出口の半分以上から、風が出てきません。。。
風が通らないので熱交換ができず、ガス温度が低いまま室外機へ戻っている状態でした。
室内機を洗浄すれば復旧できると思いますが、旧冷媒仕様で既に10年以上経過しているため、洗浄はお奨めしませんでした。
お金を掛けて修理メンテナンスするより、新しい機種に取替える方が保証の面からも、電気代の面からもメリットが大きいからです。
後日、御見積書をお届けさせていただきます<(_ _)>
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。
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