2011年9月29日木曜日

冷凍空調機器のガス入れ替えについて

冷媒回収推進・技術センターから届く「RRCニュース」に、こんなチラシが同封されていました。



一部業者が、お客様に「省エネになる」と言って、プロパンを主体とした冷媒やR134a系混合冷媒への入れ替えを勧めているらしいです。
メーカーが指定した冷媒(フロンガス)以外の冷媒を使用した場合、「改造」行為にあたる事からメーカーの保証対象外になるばかりでなく、法令違反にもなる可能性もあり、最悪の場合は爆発などの大事故につながる可能性があり大変危険です。

特にプロパン系の冷媒は、高圧ガス保安法冷凍保安規則で「可燃性ガス」という扱いになります。
一般のフロンガスを使用したエアコンなどの冷凍空調機器は、可燃性ガスを想定した安全対策はされていません。
よって、この様な可燃性ガスへの入れ替え行為は、法令違反となります。

もしエアコンなどの廃棄時に、可燃性ガスが補充されているのを知らずにフロン回収作業を行うと・・・
背筋が凍る想いです。。。(>_<)

「省エネ」につけ込んだ営業にご注意ください。

2 件のコメント:

  1. SECRET: 0
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    またメチャクチャやっている業者がいるんですねー。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    まだまださん、コメントありがとうございます。
    メチャクチャ・・・と言う言葉が当てはまるでしょうか?
    これらのガスを冷媒として使用している機器は存在しますから、無資格で知識のない業者ならやりかねませんね。
    「知らない」のが一番怖いですよね。
    だから、「エアコンなど工事の伴う機器を設置する者は、有資格者でないとダメ!」って言う法律を作って欲しいんですけどねぇ。。。
    http://koe.openlabs.go.jp/ja/idea/00599/

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