2011年4月16日土曜日

登録冷凍空調基幹技能者講習(2日目)

昨日・本日と2日間、一緒に「登録冷凍空調基幹技能者講習」を受講されたみなさま、本当にお疲れさまでした<(_ _)>

座って話を聞くだけなのが、こんなに辛い事とは思いませんでしたねぇ。。。(^_^;)

2冊のテキストを使って受講する訳ですが、受講資格をもらえる人にとって、基本的なところは日々行っている内容の復習の様な感じです。
受講するしないに係わらず、このテキストの完成度は高いと感じました。
冷凍空調業界で働く者にとって、品質・コスト・安全面で質の高い施工を確保していくための、集約されたバイブルと成りえますね。
もう一回、時間を掛けて読み直して見たいです。

え? 試験結果ですか?
結果は1ヶ月後に出るそうです。
2ヶ月後には資格証が届いて、ホームページ上に公開されます。

[emoji:v-109]「登録基幹技能者」:財団法人建設業振興基金

え? 自信ですか?
もちろんバッチリですよ、バッチリ。。。(何が???)
・・・落ちてたら恥ずかしいので、突っ込まないでください<(_ _)>

しかし高い! 何で38,000円もするのか?
「登録電気工事基幹技能者」なら18,000円で済むんですよ。
交通費・宿泊代・食費を合わせると。。。(-_-;)
こづかいは赤字に転落です。
まぁ、自分が選んだ道なので仕方ありませんが。

では、「登録基幹技能者」とは何でしょう?
110416-02.gif
建設工事現場では、いろんな職種の方が作業をされています。
まず元請けの建設業者さんがいて、その下で給排水・電気・弱電・空調・塗装・などの下請業者さんがいます。
例えば空調屋さんであれば、何人かの作業員(一般技能者)が現場作業を行う訳ですが、熟練工から新米までいろんな作業員がいる訳です。
その人たちを適正な部署へ配置したり、施工や安全面などの指導を行います。

それに加え、元請けの技術者さんと施工方法などの提案や調整を行います。
基幹技能者がアイデアを出す事によって、安全かつコスト削減にも貢献できる訳です。

また、他の職種の方との工程調整や連絡などの役目もあります。
現場は一つの職種だけでは進みませんからね。

この様に基幹技能者は、建設現場において中核的な役割があり、自身も熟達した直接的施工能力を持つリーダーとなります。

この登録基幹技能者講習を受講するためには、下記の要件が必要です。

・該当職種において10年以上の実務経験
・実務経験のうち3年以上の職長経験
・実施機関の定める資格の保有(1級技能士など)

平成20年には、国土交通大臣が登録した機関が実施する講習修了者は「登録基幹技能者」として認められ、経営事項審査においても評価の対象になりました。
今後は官公庁物件だけでなく、民間工事でも登録基幹技能者の常駐が当たり前の時代がやってきます。

個人的に思うのは、安全に品質向上を目指し、かつコスト削減を行うには必須の資格だと思います。
建設作業に従事されている方々には、ぜひ取得していただきたい資格の一つです(^^)v

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