昨年9月の設計段階からお手伝いさせていただいていた新築のお宅へ、CATV設備の宅内工事にお伺いしてきました。
CATVの設備としては一般のご家庭と変わりありませんが、ホームセキュリティとの連携など、ケーブル用配管の経路や最適な機器接続方法・工程の打ち合わせなど、メールや電話でやり取りさせていただきました。
最近のセキュリティシステムは、電話回線でなく、ネット回線を使うんですねぇ。
配管工事・配線工事は、お客様ご指定の電気工事屋さんにお願いしました。
接続機器がたくさんあり、配線もごちゃごちゃするので、人の目に付きにくい納戸に棚を作っていただき、そこへ機器類をまとめて設置する方法をご提案し、ご採用されました。
各部屋へ向かうLANケーブルは、パナソニック電工製の「まとめてネット」を採用。
まとめてネットの裏側には、LAN・電話用の配管(CD管)が集合しています。
ここから各部屋へケーブルが行っているわけです。
で、この左下に見える配管へCATVネット専用のケーブルを導入します。
この先は、屋外のスッキリポール(引込柱)まで行っています。
スッキリポールのCATV保安器のところまで来ました。
その距離・・・30m。。。(-_-;)
途中に中継ボックスも無く、何度も諦めかけましたが無事貫通。
打ち合わせの時に「中継ボックスを付けてくださいね」って言ってたのに。。。
保安器上部へ映像用のブースター本体を設置しました。
距離が長いので、宅内へ設置するより、ここで増幅しておく方が設備への電波の「飛び込み」が少なくなります。
宅内へ戻ってモデムを設置し、持参のパソコンを接続して速度測定を行います。
ブースター電源部は、分配器が収められている収納ボックス内へ設置。
納戸部分はこれで終了です。
後日、お客様が現在使われている無線ルーターが設置され、ホームセキュリティ機器と接続されます。
映像の方は、各部屋のユニット部で受信レベルの測定を行い、ブースターの出力レベルを調整します。
調整が完了すると、CATVのSTB(セットトップボックス)とテレビを接続してチャンネル設定。
お客様へ使用方法をご説明してお引き渡しです。
アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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