伊予市で行っていた、事務所倉庫新築に伴う電気工事が完了しました。
今回は、電気系統の設計からお手伝いさせていただきました。
照度設計ソフトを使って、各部屋の照度が適正になるようにします。
倉庫部は、面積が広いのと天井高が高いため、照明器具の設置高や配置・台数で結構悩みました。
工事の取り掛かりは、事務所部のフロアコンセント設置のためのボックス敷設です。
お客様に立ち会っていただいて敷設位置を決め、床面にコンクリートを流し込む前にアウトレットボックスを設置します。
ズレると取り返しが付かないので、しっかりと固定します。
床面が出来上がると、大工さんが天井や壁を造っていきます。
壁の下地が出来上がると、スイッチやコンセントを取付けるためのスライドボックスを設置して、配線工事を行います。
天井面は既にボードが張られていますが、事務所部の天井裏は開放されているので、焦る必要もありません。
ここは最終的にコンパネで伏せられます。
照明器具の位置決めをして、配線を取り出しておきます。
壁面が仕上がると、設置しておいたスライドボックスのところを開口していきます。
クロス(壁紙)が貼られると、器具付けに取り掛かります。
まずは、分電盤。
テンパール製 主幹3P60A 分岐コンパクトブレーカー18回路 扉付きタイプを設置。
コンセント類は、水平器を使って水平に取付けていきます。
コンセントだけでなく電話・テレビ用、光ケーブル導入にも対応しました。
スイッチの数が多いので、ネーム付きスイッチを採用。
フロアコンセントへは、電話線とLANケーブルを入れて行きます。
LANチェッカーで、接続ミスが無いか確認します。
フロアコンセント設置完了です。
事務所部の照明器具には、Hf32形蛍光灯のスリムベースタイプを選択。
作業場には、Hf32形蛍光灯の富士形タイプを設置しました。
ハロゲン電球タイプの非常灯も設置します。
非常灯にはバッテリーが内蔵されていて、停電時に自動的に点灯する仕組みになっています。
倉庫が一番大変です。
天井が高いため、長ハシゴを使って配線や器具付けを行いました。
器具付けが完了すると、設備に異常が無い事を確認して、電力会社へ竣工報告を行い、電力量計を取付けます。
左の電力量計は動力用で、他社工事です。
そう、今回の工事は、電灯と動力と別発注なんです。
動力回路は、冷凍機屋さんが施工されました。 いろいろありましたが。。。
後日、電力の引込工事班が来て、引込みを入れてくれました。
これで送電完了です。
すべての電源を入れて、異常が無いか確認します。
事務所部の照明器具を、全点灯させてみます。
直付形の器具ですが、薄いので埋込形の器具とも遜色ありませんね。
倉庫部は笠付形Hf32蛍光灯をチェーン吊りにして、床面から4mの高さへ設置しました。
一番高いところ2箇所へも、中天井用非常灯を設置してあります。
気になっていた照度も十分確保できました。
当社もこのくらいの倉庫が欲しいなぁ(*^^)
アベ冷熱技研は、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。
今回の様な倉庫新築をご希望の方は、施工業社さんもご紹介させていただきます(^^)v
0 件のコメント:
コメントを投稿