2025年8月4日月曜日

2025 松山電気工事協同組合 安全大会(電気使用安全月間)

毎年恒例、「電気使用安全月間(8月1日~31日)」の一環として、松山電気工事協同組合主催の電気使用安全啓発活動に参加してきました。

まず初めに、四国電力松山電気ビルにて、松山電気工事協同組合主催の「安全大会」が開催されます。

開会宣言後、災害事例などの紹介が行われた後、安全作業指針・安全宣言を行い、今後の安全作業を誓います。

安全大会後は、班別に分かれて各所へ向かいます。
親理事メンバーは、公園点検班・松山市官庁訪問班・東温市官庁訪問班に分かれて出発。
毎年の事ですが、阿部は今年も情報担当理事として、各班の作業の模様を記事にするため、取材と言うか写真撮影に走り回ります。
はぃ。今年から阿部は安全部理事に配属になったんですけど、情報担当兼務なのです...

まずは公園点検班と共に、電気設備の点検へ。
組合のメンバー2名と、四国電力・四国電気保安協会から各1名の4名で、公園内の電気設備の点検を行います。
漏電はしていないか。器具が劣化していないか。自動点滅器は正常に動作しているかなど、市民のみなさんが安全に公園を使用できる様、入念に点検を行っていました。

公園担当班はこのあと数所点検に回るのですが、阿部はもう一班の撮影後に離脱。
青年部の奉仕活動の現場へ向かいます。

青年部は高所作業車を使用して、道路照明点検清掃を行います。
昨年同様、東温市の上村大橋の道路照明と東温市総合公園敷地内の照明です。

今年も、新田高校電気科・松山工業高校電気科の高校生を招いて、社会貢献活動を体感してもらいました。

各所順調に作業が進み、昼過ぎには全員無事故で組合へ帰りました。
猛暑が続き朝から暑い一日でしたが、組合員のみなさん大変お疲れ様でした。
今後もご安全に!

2025年8月2日土曜日

昨年ガス補充してもらったけどまた効かなくなったエアコン取替工事

ご自宅の新築時にエアコンをお買い上げいただいたお客様から、職場のエアコンの取替工事をご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2825-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

薬局店舗で2階建て。今回は1階の調剤室です。
既存機はパナソニック。2016年製で9年目。
まだ動いていましたが、冷風が出ないそうです。

室外機は裏の方へまとめられていました。

お聞きすると、取付けた業者さんに昨年ガスを補充してもらったそうですが、この夏また効かなくなったそうです。
ゲージでガス圧を測るまでもなく、液側のバルブに霜が着いているので目視でガス不足が判りますね。
配管の接続箇所にオイルの滲みは見当たらなかったので、恐らく機器内部からの漏洩の様です。
ところでガス補充した業者さんは、漏れ箇所を特定して修理してから充填したんでしょうか?
もう9年目なので、修理ではなく取替えをご希望です。

まずは既存機を撤去していきます。
室内機の配管部分が抜けにくかったのでおかしいなぁと思ったら...

穴の3分の1が筋交いでした...

穴の径も60Φと小さめ。
これ、プロの方が施工したんですかね?
穴の径もそうですが、コンセントの取付け方や周辺が手アカでもの凄く汚れています。

元々のコンセントの位置も悪かったんですね。
やり方はいろいろありますけど、もうちょっといい方法があったと思いますが。

配管穴は流用ですから、やれる様にやっていきます。
元々のコンセントの開口部は、気密性を確保するためにアルミテープで塞ぎます。

位置決めをして、背面板を設置。
穴が小さいのと筋交いがあるため、貫通スリーブは使えません。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

スリーブが挿入できなかったので、内側からもパテで隙間を埋めて気密性を高めます。

外部配管化粧カバーの取替えもご提案させていただきましたが、既存流用をご希望です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

午後からの西側の直射はなかなか厳しいです...
空調服着てますが、熱風しか入ってきません。
一気に水筒のスポーツドリンクが減っていきます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

最後もう一度、中性洗剤で壁を拭いてみましたが、完全にはきれいになりませんでした...

「きれいに取付けていただいて、ありがとうございます。他のエアコンも古いのがあるんで、また順にお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年7月30日水曜日

40年近くお使いのビーバーエアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事

おつもお世話になっている賃貸マンションのオーナー様のご依頼で、マンション居室のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2525-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

このマンション、いつもこのBlogにリフォーム工事として登場しているマンションです。
2週間前にも同じ様な記事を書きましたけど、いつもは入居者が退出したタイミングでリフォーム工事をしていますが、今回は長年入居されているお部屋を対象に、古いエアコンや換気扇を取替えて行こうという計画の2件目です。

既存機は三菱重工のビーバーエアコン。
年式は不明ですが、このマンションが築44年なので、この見た目からして40年近く経過していると思われます。
まだ動きますが、入居者さんは「古すぎて怖いんでコンセント抜いてます」と言われて、この暑いのにエアコン無しの生活をされていました...
とは言え、今日は風があるので窓を全開にしているとよく風が通るお部屋です。

では既存機を撤去していきます。

毎回、この塗料厚盛りの配管化粧カバーの取外しに手こずります...
はい。ダクトを新しいものに変えれば簡単ですけど、ダクトも気軽に交換できる様な価格じゃなくなってきましたので、毎回既存流用で。

特にビスのところにこれでもか!と言うくらい塗料を盛っているので、頭の血管が切れそうになります。

なんとかダクトを痛めることなく外れました。
カバーを開けるといつもの光景が。
配管穴はパテ埋めされていないので、ここが通気口になって配管がドス黒くなっています。

既存機の撤去完了です。
まぁこうなりますよね。

元々のコンセントの位置も悪いこともあって、縦に付いていたであろうコンセントを横向きに取付けてあります。

アース端子がないので、新しいアース端子付きコンセントへ取替えておきます。

いつもリフォームの際には室内機を上に上げて、コンセントを縦に取付けますが、今回はクロスの貼替えがないので、既存機と同じ取付け方にします。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

あと、浴室の換気扇が...

大変な事になっているので、取替えます。
湿気のある浴室ですから、鉄だとこうなりますよね。
40年前は鉄のボディしかなかったから仕方ありませんが。

ビスも鉄ですから、ビクともしません...

頭から錆の雨を浴びながらなんとか撤去。

新しい換気扇はボディが樹脂製で、湿気に強いものを。

こんな感じで完成。

それとスイッチ。浴室の照明と換気扇がひとつのスイッチで、換気扇は消し遅れになっています。
そもそも消し遅れスイッチは、トイレに使うものです。

スイッチをコスモシリーズに取替えて、照明と換気扇を分けました。
換気扇はタイマー式で、お好みの時間設定ができる様になっています。

次にトイレの換気扇。
こちらは故障して動きません。40年以上お疲れ様。

グリルを外してビスが見えるとホッとします。
このマンション、部屋によっては換気扇が石膏ボードの上にあって、ボードをカットしないと外れないところもあるので。

とは言え、簡単には外れないんです。
ツバ部分を起こして、、、

一旦、天井裏へ押し込んで、ダクトとケーブルを外します。

天井裏で向きを変えて取り出しました。
もう、取外す方が手間が掛かって大変なんです...

新しい換気扇を取付けます。
こちらは腐食する環境ではないので、鉄ボディのタイプで。

グリルを取付けて完了です。


「わぁ。新しいのは気持ちがいいですね。暑い中、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。