いつもお世話になっているお客様のご依頼で、マンションのリフォームに伴うエアコンと電気工事をご依頼いただきました。
いつもの賃貸マンションのリフォームとは違って、分譲マンションのリフォーム工事です。
お客様が中古のマンションを購入されて、クロスの貼り替えや設備機器の更新を行うため、阿部にもお声掛けいただきました。
お施主様、建築屋さん、クロス屋さん、水道屋さんは、いつもの賃貸マンションの改修を行っているメンバーですので、まぁ流れ的にはいつも通りという感じです。
工事前の状況は、エアコン3台が残っている状態でした。
リビングは三菱霧ヶ峰の5.6kwなので、一旦取外して分解洗浄し、再取付けします。
こちらはシャープ製。10年以上経過しているので、撤去して新しいエアコンを取付けます。
この2台は隠蔽配管されていて、、、
室外機は狭いベランダに、二段置きにされていました。
ここ、避難経路になっていて、上の階のハシゴが降りてくる場所です。
このままだとハシゴが降ろされた時に室外機へ当たるため、できるだけ当たらない位置にして欲しいというご要望です。
もう1台も三菱霧ヶ峰。これは新しいですね。
こちらの室外機も、避難経路であるベランダへ、壁面置台を使って設置されていました。
では作業に掛かります。
エアコンは洗浄も行うため、一旦すべて取外します。
室外機も、配管化粧カバーや架台を取替えるため、すべて外しました。
こちらも同様に。
照明、換気扇、配線器具なども、クロス貼り替えのためにすべて撤去しておきます。
あと追加で、ここにテレビを置きたいため、テレビのユニットをこの辺りに増設して欲しいというご希望です。
まぁこれ大変な作業なんですけど、せっかくなので露出配線ではなく隠蔽配線で。
浴室の点検口のところに、浴室テレビ用の同軸ケーブルがあるので、ここからリビングまで延長していきます。
マンションですから、天井裏のスペースはほとんどありません...
いろんなルートを駆使して、なんとかリビングまで通りました。
ホントはコンセントの横に行きたかったんですけど、無理でした。
まぁ、ここに大きなテレビ用ラックが座るそうなので、ここでも全然問題ないそうです。
さて、ここまでやっておけば、クロス屋さんがクロスを貼り終えるまで日数があります。
その間に、持ち帰った2台の室内機を丸洗いしておきます。
そんなに汚れは酷くありませんでしたが、やはり他人が使っていたものですから、きれいに洗って気持ちよく使いたいですからね。
しばらくしてクロスが終わったので、現場へ入ります。
リビングの室内機は、元の位置からできるだけ右へ寄せて欲しいとのご希望で、コンセントプラグが届くギリギリまで寄せます。
シャープが付いていた部屋には、新しくご購入いただいた三菱霧ヶ峰を。
どちらも隠蔽配管流用です。
二段置台は前のものより少しコンパクトなタイプにして、できるだけ奥の方へ設置。
室外機を据えて、しっかりと真空引きを行います。
室外機周りは、こんな感じで完成。
上からハシゴが降ろされても当たらない位置にできました。
あとは試運転を行い、、
異常がない事を確認して、2台完了。
洗浄したもう1台に掛かります。
こちらの架台も新しいものに取替えました。
こんな感じで完成。
試運転を行い、異常がない事を確認して3台目完了。
4台目は、もともとエアコンがなかった部屋へ、ご購入いただいた三菱霧ヶ峰を新設です。
この部屋のコンセントは、何とも言えないところにありますね...
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
何気に狭くて大変でした。
試運転を行い、異常がない事を確認してエアコンすべて完了です。
ホントこのコンセント...
ここからは心置きなく電気工事に専念します。
スイッチやコンセントなどの配線器具類は、ご希望ですべて新品へ取替えです。
照明、換気扇も全部取替えます。
浴室換気乾燥機も10年以上経過しているので、、、
安全に使用していただける様、新しいものに取替えました。
もちろん分電盤も。
既存の開口部が大きいのでどうしようかと思いましたが、、、
大きめの分電盤を選択して、開口部が隠れる様に取替えました。
クロス貼り替えて新しい照明を付けると、施工前のどんよりとした雰囲気から見違えますね。
間に合わないかと思って夜遅くまで頑張った甲斐があって、工程より少し早めに完工できました。
あとは美装屋さんが入って完了の様です。
これで気持ちよくお過ごしいただけますね(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やエアコン工事も、お気軽にご相談ください。