2023年12月15日金曜日

新築住宅で新設×1台と移設・分解洗浄×2台のエアコン工事

いつもお世話になっているお客様が、古いお家を建て替え新築されるということで、仮住まいへのエアコン移設から、新築される建物のエアコンについてのご相談、分解洗浄・取付工事まで、長い道のりを経て本日お引渡しさせていただきました。

工事はクロス貼りなどの内装工事が終わってから、複数日に分けて行いました。
まずはリビングから。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はサッシの色に合わせて、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。
手前側はカーポートが付いて駐車場になるので、建物脇の方へ室外機を置きます。
この日はまだ土間コンを打ってないので、室外機は接続せずここまで。

空き時間に、CATVのネット工事を行いました。
この工事内容については長くなるので省きます。

日付変わって、土間コンが終わってコンクリートが乾いた頃に、2階に移設するエアコンの先行作業をしておきます。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。

貫通スリーブを挿入。

もう1ヶ所も。

こちらもしっかりと気密性を確保します。

スリムダクトも先に取付けておきます。
この日は風がものすごく強くて、ハシゴが倒れそうな勢いでした...

2階の先行作業を終えて、リビングの室外機を接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機は、溶融亜鉛めっき仕上げの平置台に乗せています。
以前この辺りは大雨の時に冠水したそうで、少し高めに置いてほしいというご希望でしたので、今回ご提案させていただきました。

外周りはこんな感じで完成。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してリビングが完成。
取り急ぎ、お引越しまでにリビングのエアコンと、ネット環境を完了させておきました。
これでお引越しされても、寒い思いをしなくて済みます。

また日付変わって、お引越しが終わってから、仮住まいへ移設していたエアコンを取外します。

お預かりしたエアコンは、電気系統を取り除いて完全分解で丸洗いしました。
今回ビフォー・アフターは省きます。(お客様にはお渡し済み)

お客様のご希望で、ファンと軸受は部品を取り寄せて新しいものに取替えておきました。
運転中に室内機が微弱に振動していて、酷い時はカタカタと音が出るため、年式も10年近くになるこの際に予防的に取替えておきたいとのご希望です。

そして本日、洗浄が完了したエアコンの取付けにお伺いです。
室内機を掛けて、、、

配管類を接続していきます。

外部配管はブラック色のスリムダクトで。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成
ドレン排水は、外構屋さんが作ってくれたスリット部へ落としています。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認して1台目完了。

2台目に掛かります。

ハシゴは安全に作業できるギリギリの角度です...

こちらもスッキリと仕上がりました。

しっかりと配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してすべての工事が完了です。
いいお家ができましたね。これで快適にお過ごしいただけると思います。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年12月14日木曜日

自分で掃除したら黒い粉が飛んでくる様になったエアコンの分解洗浄作業

中学時代の同級生の依頼で、10年前にアベ冷熱技研で購入してもらったエアコンの分解洗浄を行いました。

今回は2台あります。
どちらも、三菱電機 MSZ-GV223-W(2013年製)スタンダードタイプです。

1台目取外し完了。

10年経過していますが、見た目はキレイですね。

2台目取外し完了。

聞くと、奥さんが中の方までキレイに掃除したそうですが、翌日から黒い粉の様なものが飛んで来る様になって、洗浄依頼の電話をくれたそうです。
これ、よくあるんです。
ファンに付いたカビは取りにくい上に、下手に触ってしまうと剥がれやすくなって、ファンが回転する勢いで吹出口から飛び出てくる様になります。
丸洗いするのが一番ですね。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

2台とも同じタイプで同じくらいの汚れ具合でしたので、1台のみビフォー・アフターの写真を。

熱交換器↓

ボディ内部↓ 拭けていないところとの境がクッキリですね。

ドレンパン↓ ここは分解しないと掃除できません。

ファン↓ 羽根を一枚一枚掃除するのは至難の業です。

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

2台目に掛かります。

同じく、しっかりと配管内部を真空乾燥。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
同級生には久々に会ったので、共通の友人たちの近況報告などで盛り上がりました。
「きれいになった。ありがとう。またお願いするけん。」と、とても喜んでもらえました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年12月13日水曜日

屋根上の古いアンテナを撤去して地デジ・BSアンテナを壁面へ取付工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。

既存のアンテナは屋根上に設置されています。
特に映らなくなったとかの症状がある訳でもありませんが、外壁塗装を行ったタイミングで新しいアンテナに取替えたいというご希望です。

では作業に掛かります。
まずは、アンテナの取付位置が変わりますから、既存のケーブルを延長してそこまで引っ張らないといけません。
2階の天井裏へアクセスします。

実は今朝、車に乗る瞬間に激しく腰を痛めまして...
湿布を貼って痛み止め薬を飲んでいますが、痛みに顔を歪めながらの作業です。
今日は快晴なので、天井裏は常夏です。
暑さと痛みで脂汗が...

既存のケーブルを探すもなかなか見つからず、軒先の方に黒い同軸ケーブルを発見。
あのケーブルを手繰り寄せて、延長します。

新しいアンテナを取付けるベランダの軒天に穴を開けて、新しいケーブルを天井裏へ挿入。

点検口のところで、既存のケーブルと新しいケーブルを接続しました。

アンテナを取付けていきます。
位置決めをして、ポールを取付け。

地デジは松山本局を、BSは衛星を狙います。

快晴なので、エラーフリーのいいレベルが出ました。

ブースターを取付ける前に、ユニットバス点検口のところにある古い分配器を取替えます。

4K8K対応の分配器へ。

ブースターを取付けて、出力レベル調整を行っていきます。

少しレベル調整に手間取りましたが、各部屋いいレベルが出ました。

映り具合をご確認いただいて、新しいアンテナの取付けは完了。

古いアンテナの撤去に掛かります。
もう腰の痛みは麻痺しているのか、痛み止め薬が効いているのか...

アナログ時代のアンテナですね。

撤去してスッキリしましたね。

片付けをしていると真っ暗に日が暮れてしまいましたが、なんとか無事完工できました。

「丁寧にしていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>