2022年10月24日月曜日

古いアンテナを撤去して地デジ用のUHFアンテナ新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご実家のアンテナの取替工事にお伺いしてきました。

当初、「テレビの映りが悪くなったので、阿部さんの手の空いた時でもいいので見て欲しい」と言うことで、近くの現場へ行った帰りに点検にお伺いしていました。
古いアンテナです。今は使われていないVHFアンテナのエレメントが外れていますね。

近くで見ると、VHFと繋がっていたUHFのフィーダー線が抜けてしまっています。
これではまともに受信できませんね。
と言うより、そもそも地デジ対応のUHFアンテナじゃないので。
なぜ今まで映っていたかは後ほど。

という訳で、お見積りをさせていただきご依頼いただいたのですが、工事が混んでいるため本日までお待ちいただいていました。

作業に掛かります。まずは既存アンテナをごっそり撤去。

同じ位置に取付けようかと思いましたが、この辺りは風が強くて建物が古く、破風板が心もとないので、この位置へ取付けます。

ロケーションは最高です!目視で松山本局が見える上に、延々と先まで大きな建物はありません。

障害物がないため、めちゃめちゃいい受信レベルが出ました。
既存のアンテナが地デジ対応でなくても、十分地デジが見れるレベルな訳です。

アンテナの設置が終わると、テレビまでのケーブルを取替えます。

既存のケーブルが3C2VR。デジタル対応ではないため、この際に取替えます。

高シールド形のS-5C-FBを使用します。

新しいケーブルに張り替えていきます。

テレビ側で再度受信レベルをチェックして、異常がないことを確認。

テレビにケーブルを接続し、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
「丁寧に仕上げてもろう、ありがとうございました。また何かあったら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2022年10月22日土曜日

11年ご使用のエアコンが故障したため三菱霧ヶ峰エアコンへ取替工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン取替工事をご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV7122S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

既存機は東芝です。
2011年にお客様支給で、アベ冷熱技研で取付けさせていただきました。
これまでに2回、分解洗浄もさせていただきましたが、ついに故障して動かなくなったため、今回取替えのご依頼をいただきました。

実は残暑きびしい頃に故障されたので、メーカー修理をお奨めしたのですが、「11年経っているし、修理しても何年持つか分からないんで、阿部さんに霧ヶ峰へ替えて欲しい。工事がちょっと先でも、窓開けたら風が入るし、扇風機もあるし。」との事で、結構長い間お待ちいただいていました。

分譲マンションのため、室外機はベランダ置きです。
足場が見えるでしょ。ベランダの防水シートも剥がされていました。

マンションの外壁塗装をされている最中だそうで、実はスリムダクトは外されていたそうです。
今回既存のダクトは流用なんですけど、外されている状態では新しい配管が収めれないので、お客様が建築屋さんに掛け合って再取り付けしてもらったそうです... いやぁ、気の毒な...
まぁ、お客様も聞いていなかった様で、勝手に外されて少しご立腹でした。

では作業に掛かります。
既存機を撤去。屋内のMDダクトも流用です。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
はぃ。たぶん各方面からご指摘いただくと思いますので書いておきますが、基本的にこの場所は避難経路になるので、物を置いてはいけません。
じゃぁ室外機、どこに置きます?という話になります。
この場合、サッシ窓の前に置くのが基本なんでしょうけど、ベランダへの出入りができなくなる上、メインのリビングの窓から室外機の背中が丸見えになるという、なんとも情けない状態になります。
既存機を置くときにも、今回の取替え前にもお客様にお伝えさせていただきましたが、元の位置がいいと言うことで、この位置に収まっています。

あれですよ。エアコンの室外機のことなんて、設計段階で1ミリも考えてないという事ですね。
そこに何十年も住む方の立場に立った設計ができて、初めて一流だと思いますが違いますかね。
とりあえず、室外機を乗り越えて避難していただく事でまとまっております。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「おぉ、さすが。キレイに付きましたね。これでウチも全部霧ヶ峰になりました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年10月20日木曜日

住宅リフォームに伴う専用回路増設と分電盤取替工事

いつもお世話になってるお客様のご実家が、キッチンと浴室のリフォームをされるという事で、電気工事のご依頼をいただき、本日完了お引渡しさせていただきました。

キッチンのリフォームと言うことで、アベ冷熱技研へのご依頼は、IHクッキングヒーターの専用コンセントと、レンジ専用コンセント、エアコン×2台の専用コンセント増設です。

分電盤を拝見すると、空いている回路は1つしかありませんでした。

製造年を確認すると、1975年という表示が...
この機会に、分電盤の取替えも一緒にご依頼いただきました。

こちらのお宅、この夏にエアコンを取付けて、専用コンセント増設を延期した経緯があります。

建物が鉄骨造で、屋根がある部分の天井裏は結構見通しがいいんですけど...

2階が乗っている部分は、

こんな感じで鉄骨が先を塞いでいて、全く見えない状態です。

前回はどうにもならず断念しましたが、今回はリフォームで天井も貼り替えるということで、リフォーム業者さんに「どこでも開口していいよ」と許可をもらっていたので、心置きなく開口。
ここと、和室の点検口を駆使して、各所へケーブルを通していきます。

1階和室のエアコン用。

2階和室のエアコン用。

レンジ専用は、どうしても壁の中にケーブルが通らないので、既存のコンセントを...

レンジ専用回路にしました。
天井裏でこのコンセントのケーブルを見つけて、天井裏で新しいケーブルと繋ぎ替えをしています。

IH専用回路は一度屋外へ取り出して、新しいキッチンが座ったら取り込みます。
浴室換気乾燥機もあるそうなので、それ用の専用回路も通しておきました。

さて、全部隠蔽配線でできたと思ったら、最後の分電盤のところで壁の中にケーブルが通らないことが発覚...

かなり時間掛けて格闘してみましたが、まったく通らずで断念。
一部露出配線になります。
ここまでがキッチンリフォームに取り掛かる前の作業でした。

ほぼ三週間後の本日、リフォームが完了したので再度工事に訪問。
まずは既存分電盤を撤去。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

露出配線部分は、モールダクトを使って仕上げました。

新しい分電盤になって、安全にお使いいただける様になりました。

キッチンも新しくなって、気持ちがいいですね。

IH専用コンセントの仕上げに掛かります。

200V30Aのコンセントを設置。

外部配線は、塩ビ管を使って保護しています。

浴室換気乾燥機の電源は、浴室の窓の上にボックスで止めました。
ここから先は、ユニットバスを組む時に、リフォーム屋さんが接続するそうです。

エアコン専用コンセントも取付けて、

見た目もスッキリ、安全にお使いいただける様になりました。

最後に、IHクッキングヒーターを設置して電源投入。
異常がないことを確認して、お引渡しです。
リフォームはまだしばらく続くみたいですが、キッチンは今晩からお使いいただけます。

「お忙しい時に面倒な事お願いしてすみませんでした。これで安心して使えます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。