なんかすごく寒いですね。昨日は雪が舞っていたし、今朝は氷点下とか...近年では稀な寒さな気がしますね。
さて、本日はエアコン取替工事にお伺いしてきました。三菱電機 MSZ-AXV4024S-W・MSZ-AXV3624-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

今回は、4年ほど前にエアコンの点検と補修をご依頼いただいたお客様です。
新築時に施工されたエアコンの配管穴に貫通スリーブが入っておらず、虫が出入りしていた様で、穴のパテ埋めや配管の化粧テープの巻直しなどをさせていただきました。
「次エアコン買い替える時は、阿部さんにお願いしますから。」とお話されていて、この度ご依頼いただいた次第です。
では作業に掛かります。
1台目は日立。2015年製。特に不具合はありませんが、洗浄するよりは取替えとの事で。

室外機はどこだ?と思ったら。


こんなところに置かれていました。


そもそも、ガスボンベと電気製品は2m以上の保安距離を確保しなければなりません。
しかし残念ながらこの状況で、ここにしか置くスペースがありません。
距離が確保できない場合はブロック塀などの不燃隔壁を設けなければなりません。
一応お客様にお伝えして、ガス屋さんにも確認していただきました。
ガス屋さんがどういう回答をしたかはここには書きませんが、このままここへ...
既存機を撤去しました。

はぃ。スリーブは入っていません。
お客様は取替えるまでずっと、スリーブが入っていない事を気に掛けていました。
覗いて見ると、電源ケーブルが...
確認せず一気に穴を開けているとどうなったか。冷や汗もんだったでしょうね。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管化粧カバーも新しいものに取替えました。


これ、手前に室外機置けるじゃんって思いますよね。
ガス屋さんがボンベ出し入れに邪魔になるそうで...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。


いやぁ...狭くて作業が大変でした。
作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

昼休憩を挟んで2台目に掛かります。
こちらは三菱霧ヶ峰。2014年製。まだまだ動きますが、これも取替えご希望です。

既存の配管経路はこんな感じでした。


なんか無理矢理取付けましたねって感じです。


長さが足りなかったのか、カバーに隙間ができていたので、お役様がテープで塞いでいました。
横から見ると、無理矢理感が際立ちますね。


室外機はここに置かれています。


では作業に掛かります。
既存機を撤去しました。


スリーブが入っていないので挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


こちらの化粧カバーも新しいものに取替えました。


こんな感じで仕舞いしました。


まぁまぁ手間が掛かっています。
基礎が御影石の様なタイルなので、ビスを留める下穴を開けるのに神経を使いました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りは、こんな感じで完成。


「化粧カバーもきれいに仕上げていただいて、ありがとうございます。ずっと気になってたスリーブが入って良かったです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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