初めてのお客様のご依頼で、賃貸マンションに設置されているエアコンの取替えとお部屋間の移設工事にお伺いしてきました。
まずはリビングの取替工事から。
広いリビングに8畳用のエアコンが付いていました。
これ取付けた業者さんは、電気工事士の資格を持っていなかったのか、200Vのコンセントはそのままに、足元の100Vコンセントへ差し込まれていました...
室外機周りの配管を見て、あぁ...そういう業者さんねって思いました。
このエアコンを取外して、他の部屋へ移設します。
取外したところには、このエアコンを取付けます??
アイリスオーヤマ製の14畳用タイプ。
え?中古ですね?他で使われてたんですか?
「いえ。ネットで中古品買いました」キッパリ
え...まぁいいですけど、機器の保証はできませんよ、と念押しさせていただいて作業開始。
先程の既存エアコンを外していきます。
配管の接続部分にはオイルが滲んでいます...
まぁ、、、想定内です...
フレアを見ると、漏れて当然ですね。逮捕してください。
室内機を掛けてあった背面板は、アンカーも使わず、石膏ボードにビス留めのみ...恐ろしい...
撤去しました。
ネットで購入された中古品を取付けていきます。
動かないかも知れない。ガスがないかも知れないと思いながら施工するのは、ストレス以外何者でもありません。
配管をビシッとキメたいところですが、これも中古品流用なので、癖がついた配管を真っ直ぐに治す限界です。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。
14畳用のエアコンなので200Vなのかと思ったら、100V。
100Vへ切り替えます。
作業が完了すると試運転を行います。
ガス圧も測定しておきます。
ガス圧正常で、とりあえず安堵しました...
リビングで取外した8畳用エアコンは、こちらのエアコンと取替えます。
室外機は...え?
いやぁ...いくらベランダが狭いとは言え、これはどうなんですかね?
ケーブルが短かったからか、繋いでいます。
まぁ繋ぐのは仕方ないにしても、屋内用のWAGOコネクタで繋いで、ビニールテープで簡単に巻いているのみ。
やっぱり電気工事士の資格は持っていない様です...
心置きなく撤去しました。
リビングから外してきた室内機を設置。
配管を繋ぐにも、少々危険な思いをしながら。
そもそもこのマンションの設計がどうかしてるんですよね。
室外機はベタに置きません。
二段置台を使って、塀の高さまで上げる様にします。
狭いから、400mmのブロックがビチビチです。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。
この位置なら、きちんと放熱できますね。
作業が完了すると試運転を行います。
オイルが滲んでましたからね。ガス圧は見ておかないと。
少し少ないですけど、ちゃんと冷えているレベルなので追加補充はやめました。
年式も古いし、お金掛ける必要もないかと思います。
とりあえず2台共、きちんと動作して良かったですね。
中古品は取付ける方も気疲れします...
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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