いつもお世話になっているお客様のご依頼で、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。
パナソニック製 主幹75A 分岐×20回路+4スペース
タイプをお買い上げいただきました。
既存の分電盤はテンパール製。
お家を建ててから30年以上使われていますが、阿部がこの位の年式の分電盤をよく取替えているのをFBの投稿でご覧いただいていて、「うちもそろそろ取替えを」とご依頼いただきました。
盤メーカーが言う、分電盤の寿命は約13年です。(※分電盤の寿命でググってみてください)
早い様に思うかも知れませんが、結構その位で故障するブレーカーもあったりして、たまに呼ばれる事があります。
凄かったのは、このBlogにも書きましたけど、正月元旦の真夜中にいきなり主幹ブレーカーの故障で停電になって、大変な思いをされたお客様もいらっしゃいます。
ブレーカーはいきなり故障しますからね。怖いですよぉ~(^_^;)
さて、この分電盤、回路名が真っ白で行き先がまったく不明...
取替えを機会に、全回路の行き先を調べてほしいとのご希望です。
どうやって調べるかと言うと、分岐ブレーカーを一個づつ切ったり入れたりしながら調べていきます。
黙々と各部屋の照明やコンセントなどの電気回路を、テスターを使って活きてるかどうか調べていきます。
こういう時は、もう一人いればなぁとか思います(u_u*)
家中探し回って、ほぼ全回路の行き先が分かりました。
ほぼです。ほぼ。1回路だけ、どんなに探しても分かりませんでした...
もやもやしますけど、これは仕方ありません。最初に工事した人が悪い。
しかも、エアコン回路がいろんなところに点在してますし、何もバランスを考えられていない。
これホント、何も考えずに単純にケーブルを接続しただけって感じですね。
これを機会に、きちんとバランスを考えて整理させていただきます。
取替作業に掛かる前に、すべての分岐回路の電圧を測っておきます。
200V回路が2つ。接続ミスのない様にマーキングしておきます。
では取替作業に掛かります。
既存盤を撤去。
新しい分電盤を取付けて、黙々とケーブルを接続していきます。
あと来週、2階のエアコン取替工事もご依頼いただいていまして、そのお部屋だけエアコン専用回路がないため、この機会に専用ケーブルを通しておきます。
1階の天井裏を、呼び線とケーブルキャッチャーを駆使してケーブルを通していきます。
2階のお部屋の下のところまで、とりあえずケーブルを通しておきました。
来週、エアコン取替工事にお伺いした際に、ここから2階へ立ち上げる予定です。
絶縁抵抗確認、電圧確認を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。
「コンパクトになってキレイですね。ありがとうございました。来週もよろしくお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)
あ、行き先表示の回路名はパソコンでラベルを作成して、来週お伺いした際にハメ込みます。
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。お気軽にご相談ください。
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