いつもお世話になっているリサイクル業の社長様のご依頼で、応接室のエアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2521-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
既存機は、2003年製のダイキンです。
時々動かなくなったりするとの事で、取替えをご希望です。
室外機はどこにあるのか、配管を辿っていくと・・・
どうも、このスレート屋根の上に置かれている様です...
裏の方から、ハシゴを立てて登ってみます。
ありました! ありましたけど、、、この壁を乗り越えては行けそうにありません...
反対側から見てみると・・・遠い...
古いスレート屋根は、大変危険です。
まして、間に明かり取り用に、劣化したポリカ系の波板があります。
でもここからあそこまで、行くしかありません...
では作業開始します!
車に一枚だけ積んでいた足場板を使って、屋根を踏み抜かない様に慎重に室外機のところまで来ました。
いやぁ、我ながら凄い嫌そうな顔で撮れてますね...(^_^;)
まぁ怖いですよ。抜け落ちたら、骨折くらいでは済みませんからね。
とりあえずポンプダウン運転して、室外機から配管を外しておきます。
隣にも撤去放置されている室外機がありますから、後日まとめて会社のクレーンで降ろしてもらえるそうです。
さすがに室外機抱えてこの屋根の上を歩くのは、自殺行為です。
配管を外していきます。
ウォールカバーを外すと、配管穴にパテ埋めされていませんでした。
スリーブも入っていないので、風の通り道になって真っ黒になっていました...
室内機まで撤去完了です。
今回、新しい室外機は、メンテナンスしやすい場所へ設置します。
そのため、室外機用のドレンもしっかり取っておきます。
どこに室外機を置くかと言うと、壁面置台を使って外壁面へ。
なぜ地上置きでないかと言うのは、後ほど。
配管穴には貫通スリーブを挿入して、気密性を確保します。
位置決めをして背面板を取付け、室内機を掛けて配管類を接続していきます。
室内機を掛けている写真は撮り忘れです...
外部配管はテープ巻き仕上げで。
壁面置台に室外機を乗せます。
この室外機19kgなので、ロープを巻いて片手でバッグを持つ様にハシゴを登ります。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
なんで地上置きにしないかと言うと、この下は奥のお家の方も使っている通路になるからです。
これだけ高い位置に設置しておけば、通行の邪魔になることはありません。
万が一故障しても、古いスレート屋根の上で怖い思いをせず、ハシゴがあれば楽に作業ができる様になりました(^^)
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでこの夏、応接室も快適にご使用いただける様になりましたね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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