2020年4月8日水曜日

44年目のトイレ換気扇がもの凄い音を立てるので新しく取替工事(難工事)

いつもお世話になっているマンションのオーナー様からのご依頼で、賃貸マンションのトイレ換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック FY-17S7 天井埋込形換気扇です。


既存機もパナ...いや、松下電機産業製です(^_^;)

運転すると、、、「このトイレにはトラックのエンジンが付いてるんですか?」って言うくらいの騒音です...゚(´;ω;`)

スイッチが一つしかなく、照明と換気扇が同時に付く様になっているため、スイッチをONにできません。
手元の懐中電灯を使って用を足しているそうです...

さすがに古いので取替えです。
が... この工法、撤去するのが大変なんです。

天井ボードを貼る前に換気扇を取付けてあるので、このままでは外す事はできません。

ボードを開口するために、線を引きます。


カッターでボードをじわじわと切っていきます。


本体のツバの部分が現れました。


銘板が無いなぁと思ってたら、ツバのところに貼ってあるので、開口するまで品番が不明でした。
松下電器産業製 FV-14BZ

調べて見ると、昭和51年製。
え?1976年???
44年目ですか...(ㆁωㆁ*)スゴ

で、外れません...


旧タイプはダクト接続部分が取外せないので、一旦天井裏へ押し込み、ダクトを外してから取出します。

とまぁ淡々とここまで書いてきましたが、外すのに1時間程度、大汗かきながら、足元は石膏ボードの粉で真っ白になりながらの作業です。

新旧交代。


新しい換気扇は、ダクトの部分が取外せて、先にセットして置けるので施工性がいいです。


新しい換気扇本体を取付けます。


本当は石膏ボードの表側に取付けるのですが、既存機を外すために開口したので、下地へ直接取付けます。

そのため、ツバの周りに隙間ができるので、天井裏の空気を吸い込まない様にコーキングをしておきます。

換気扇が完成。
音が静かで快適になりました(*^^*)


で、オーナー様が「ついでに照明器具も取替えておいてください」との事で、オーナー様支給品のLED照明器具へ取替えさせていただきました。


入居者様「わぁー!明るい!照明器具も取替えてもらったんですね!ありがとうございます!」と大変お喜びいただきました(^^)


この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

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