東芝 RAS-4024D(W) 14畳用200V汎用機×1台。
三菱電機 MSZ-GV255-W 6畳用100V汎用機×2台です。
既存機はビーバーエアコンの三菱重工と、
シャープと、
高さを抑えた、これも三菱重工。
実はこの3台。
当初、分解洗浄のご依頼をいただいて、取外しにお伺いしたのですが、ご覧のとおり古いものは15年経過しているものもある事と、この3台ともすべて隠蔽配管を使用しているため、洗浄するよりは、動いている今のうちに新しいエアコンへ取替える方がメリットがある事をご説明させていただき、今回のご依頼となりました。
無理して洗浄しても、数年持つかどうか判らない状態で、もしコンプレッサーが痛めば、壁内の隠蔽配管すら使えなくなってしまいますから。
では、一番手間の掛かったところの模様を。
ここ、取外すのも苦労しましたが、取付けはもっと大変だったでしょうに。。。
なんとか撤去。
天井面と穴の下面は、28cm。。。
穴を切り下げれば、新機種でも取付けできるだろうと思っていましたが、そうは行きませんでした。。。
壁の中でドレンは水平に奥へ向かっています。
こちら側を切り下げてしまうと、逆勾配になって水漏れが発生します。
28cmか。。。 最近のエアコン室内機は、ほぼ30cmの高さがあります。
そこで、今年度登場した霧ヶ峰BXV(高さ25cm)でお奨めしようかと思ったんですが・・・
BXVの型をハメてみると、ダメダメですね。。。
前方に梁があるし、どんなに下げても上部が3cmくらいしかないので、施工がムリ。
と言うことで、以前から高さ25cmの室内機がラインナップされている東芝のエアコンで対応する事となりました。
オール三菱で行きたかったんですけど、こればっかりは仕方ないですね。
では施工に掛かります。
電源は直結されていたので、新たにコンセントを付けなければなりません。
はい、コンセント完了。
背面板を取付けて、配管をフレア加工します。
室内機を掛けてみます。
何とか配管は接続できそうです。
トルクレンチを使って、規定トルクで締め付けます。
ドレンはどうやって繋ごうかと、ダメモトで前面カバーを外してみようとしたら・・・
外れた。。。(^_^;)
カバーが外れるなら、初めから外しておけば配管接続も楽だったんですけど、微妙なクリアランスだったので、付けてみないと判らなかったんですよね。
お陰で、ドレンもバッチリ勾配取って接続完了。
パネルもこんなクリアランスです。。。
ちなみに、既存機は完全には開きませんでした。
室外機を設置し配管接続、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「阿部さんに相談してなかったら、そのまま洗浄してたと思います。ホント、いろいろ相談に乗ってもらってありがとうございます。」と大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿