ブレーカーがよく落ちるとご相談いただき、点検調査にお伺いしてきました。
以前、家電店さんに同じ様なご相談をされて、ブレーカーとコンセントを増設されたそうですが、やはり落ちるのでアベ冷熱技研へご依頼いただいたそうです。
確かに2回路増設されていますが、このケーブルの先はキッチン。
よく落ちるブレーカーは、別の部屋(居間)の方です。
居間にある電気製品を拝見すると、エアコンが。
あれ?コンセントは?
うわっ、2.8kw(約10畳用)エアコンの電源を、足元のコンセントから取ってます(・_・;)
このコンセントに、テレビ・ホットカーペットが一緒に繋がれていました。。。
キッチンにコンセント増設した家電店さん、エアコンを設置した家電店さん、何をどう考えていたんですかねぇ。。。
主幹ブレーカーが30Aなので分電盤ごと替えるか微妙な所ですが、工事費も多額になるため、とりあえずエアコン専用コンセントを増設して様子を見ていただく事で、増設工事をご依頼いただきました。
露出配線でもいいと言われてましたが、やっぱりできるだけ隠蔽したいので、まずユニットバスの点検口から作業開始。
建物の端から端までなのと、天井フトコロが低いのでなかなか通りません。
そこで2階の畳部屋で床下開口。
この真下にエアコンがあります。
はい、ケーブルが出て来ました(^^)v
コンセントを取付けます。
専用ブレーカーを増設して、電源を送ります。
コンセントの電圧を確認。
エアコンの試運転を行います。
分電盤の主幹が容量オーバーになっていないか気になるので、電流値を測定。
9Aなので、とりあえずは大丈夫です。
今回、分岐ブレーカーを増やした事で、主幹ブレーカーが落ちる様なことがあれば、分電盤取替えと一次側ケーブルの入れ替えが必要となる事は、お客様ご了承済みです。
「ありがとう、これで安心して使える様になったわい。」と、大変喜んでいただきました<(_ _)>
アベ冷熱技研は第一種電気工事士が施工する、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事や修理もお気軽にご相談ください。
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2.8kwエアコンに一般コンセントですか・・・これじゃ暖房は殆ど使えないですね。
単二と単三の境目の時代のお宅では回路数の少なさに悩まされますね。
でも,コレをつけた電気屋さん,このエアコンが20Aコンセントだったら一体どうするつもりだったんでしょうね(^_^;)
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かなさん、20Aの露出コンセントを同じ様に繋いでいる現場は、いくつも見て来ました。
残念ながら、そう言う世界です。。。(^_^;)