やっと書けました。
先週初めに完了しました、エコキュート設置工事です。
三菱電機製 SRT-HP46WU6 460Lフルオートタイプです。
お客様はご近所様で、いつもご依頼いただいているお得意様です。
今回エコキュート設置のご決断をされたのは、訪問販売業者が営業に訪れたためでした。
以前から、当社でもお奨めしていて「する時は阿部さんにお願いするけんね」と仰っていたので、その営業さんが帰った後、ご相談に来られました。
訪販業者は、安価なオートタイプを結構な価格で提示していた様です。
いろんなプラン・お支払い方法でご提案させていただき、当社にご依頼いただきました<(_ _)>
既存設備は、直圧式の灯油ボイラーです。
以前リフォームされた時に、当社が設置させていただいたボイラーです。
右側に見えるのは、エアコンの室外機です。
当時、将来エコキュートを設置できる様、スペース確保のために壁面置台で壁掛けにしていました。
既存ボイラーの場所へタンクを設置するため、ボイラーを移動します。
一気に替えれるなら移設の必要はありませんが、今回は配管経路変更と基礎工事があるので、まだ数日はこのボイラーを使用します。
浴槽循環パイプとリモコン線・電源ケーブルを、床下へ潜って配管・配線します。
循環パイプは、いつもの様に断熱材付きの「三層管」を使用します。
保温効果が高いので、お湯を効率良く使用できます。
電源回路は、以前リフォームの際に分電盤の容量をアップされていたので、二次側の空いているブレーカーを利用します。
浴槽に穴を開けて浴槽アダプターを取り付け、浴室リモコンも設置しました。
宅内が終わると、タンク設置場所に埋設されている配管を掘り起こし、配管の立ち上がり位置を変更整理します。
基礎を作るため、型枠を作って、メッシュ筋を設置します。
メッシュ筋は、コンクリートのひび割れ防止・強度アップのために必須です。
完成すると見えなくなる所ですが、こう言うところが一番肝心だったりします。
コンクリートを流し込んで、4~5日間養生します。
基礎が固まるまで、できる作業を行います。
架台を取り付け、ヒートポンプユニットを設置、配管工事も行っていきます。
ヒートポンプ配管はいつもの様に、耐熱性・耐久性・殺菌性・施工性に優れている「銅管」を使用します。
浴槽循環パイプなどは、ヒートポンプ後部下の通気口から配管しました。
ヒートポンプのドレンも、上部に設置されているエアコンのドレンと一緒に排水桝まで導きます。
さあ、基礎が出来上がったので、ボイラーを撤去していよいよタンク搬入です。
ぎりぎりの搬入経路と、腰痛に悲鳴を上げながら(>_<)とかなり苦労しましたが、何とか収まりました。
基礎にアンカーボルトでしっかりと固定。
配管類を接続し、タンク内へ通水します。
タンクが満水になるのには時間が掛かるので、その間に四国電力から預かった電力量計を取り替えます。
デジタル式で、昼間と夜間を別々に計量してくれるメーターです。
これで夜間の電気代が、昼間の3分の1の料金になる仕組みです。
タンクが満水になると水漏れなどが無いか、漏電が無いか確認し、エコキュートの電源を投入します。
リモコンで初期設定を行い、試運転開始。
異常がない事を確認し、取扱説明を行ってお引き渡しです。
永く安心してご使用いただける様に、10年延長保証もご加入頂きました
10年間、何回でも無料で修理ができるので、もしもの際にも安心ですね。
配管も基礎も整理したので、すっきり綺麗に設置できました(*^^)v
以前からIHクッキングヒーターをお使いでしたので、これでオール電化住宅となりました。
夜間は、家中の電気代が昼間の3分の1。
その上、月々の電気料金が10%OFFになります。
今日から、安全・安心・クリーンなオール電化を満喫してください。
アベ冷熱技研では、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者・石油機器技術管理士が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
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