2011年5月18日水曜日

エアコン分解洗浄&アンカー打ち直し

午前中、エアコン分解洗浄でお預かりしていたお宅へ、洗浄が完了した室内機を取付けにお伺いしてきました。

今回のエアコンは、新築時に隠蔽配管されていました。

先週取外しにお伺いしたとき、「何かグラグラするなぁ?」と思いながら取外してみると、、、

室内機の背面板を留めてあるビスとアンカーが抜けていました(>_<)

それも、13kgある室内機の上部2箇所しか留めていませんでした。 恐ろしい。。。

写真左側が抜けていた樹脂製アンカーです。
右側はアベ冷熱技研が使用するボードアンカーです。
ビスを締め込むと壁内で開いてガッチリ留まるので、引抜き強度が高いです。

背面板を上部5箇所、下部4箇所でしっかり留め直します。

このエアコンを設置した業者さんにも責任がありますが、ここにエアコンが設置される事は新築時に判っているんですから、建築屋さんが下地(コンパネ等)を入れておくのが常識ですよね。

気を取り直して洗浄に掛かります。

ダイキン F50GTSP-W(2006年製)

電気系統を取り除いて、完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

一度取外したフレアは、かならず再加工します。
フレアはパッキンも兼ねているので、ガス漏れ予防で当然の作業ですね。

室内機と配管を接続していきます。

ダイキンのメリットはココですね。
カバーを外すと、左配管や隠蔽配管の接続が容易に行えます。

配管接続が完了すると、真空引き作業に掛かります。


真空引きが終わると試運転を行い、異常が無い事を確認してお引き渡しです。


今回はボードアンカーの件もあり、アベ冷熱技研へ分解洗浄をご依頼いただいて正解でした。
室内機を取外さなければ、不具合の発見もなかった訳です。
アベ冷熱技研では「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が点検作業も同時に行います。
安心してご依頼くださいませ<(_ _)>


分解洗浄の動画が見れます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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