12月9日にお引渡しさせていただいた、エコキュートの設置工事です。
こちらのお客様は農家で、以前からハウス用温風機などでお付き合いさせていただいていました。
お使いのボイラーの調子が悪く、ボイラーの買い替えを検討されていましたが、既にIHクッキングヒータ使いだったので、オール電化のメリットをご紹介し、今回ご依頼いただきました。
当初、他の業者さんが何社か営業に来られたそうですが、「うちは決めとる業者がおる」とお断りされていたそうです。
「うちは阿部さんに頼むって決めとるんやけん」とお客様。 (ToT)号泣するじゃないですか。。。
気合入れて施工させていただきます<(_ _)>
ボイラーの調子が悪いので、早速、電力申請を出したところ。。。
「トランスの容量が足りないんで、2週間待ってください。」・・・えぇぇぇ?
出端を挫かれました。。。
しょうがないので、とりあえず出来るところから取り掛かります。
まずは、既存ボイラーが設置されている場所へヒートポンプユニットを設置するため、ボイラーを移設します。
ボイラーを取外して、左へ移設します。
タンクユニットは屋内へ設置するため、コンクリート床をハツって給水管・給湯管を埋設していきます。
屋内側もタンクユニット下部まで延長し、排水管は近くの雨水マスまで延長します。
電源用・リモコン用ケーブルも埋設し、コンクリートで埋め戻しします。
こちらのコンクリート床、腕を負傷するほど強度があるため、今回は基礎工事を省きました。
フロ循環用のアダプターを取替えます。
フロまでの横引き配管は、スリムダクトを使用して化粧仕上げにします。
今回、フロ循環用パイプにタブチ製のドライフレックスを使用してみました。
内部は樹脂、間にアルミ、そして外装被服の三層構造で、放熱ロスが少なく、熱による伸縮が少ないパイプで、何と言っても施工性がいいです。
「ハギヤ電器」さんにその良さをお聞きして、いつかは使ってみようと思っていました。
ヒートポンプ用配管には、相変わらず銅管を使用していくつもりです。
ベンダを使って曲げたり、溶接機を使って溶接したり、いろいろ手間が掛かりますが、銅の殺菌性の良さや、ヒートポンプから90℃の湯が通るのを考えると、自分的にはやっぱり銅管かなと思っています。
ヒートポンプユニットが座りました。
溶融亜鉛メッキ仕上げの平置架台で設置しました。
既存ボイラーを撤去し、タンクユニットがギリギリ通るドアからタンクの搬入です。
養生して搬入したので、無傷で通過(^_^;)
タンクユニットをアンカーで留め、配管類を接続、放熱ロスの無いようにきっちり断熱材を巻きつけていきます。
配管の接続が完了すると、通水して漏れが無いことを確認します。
電力さんのトランス揚げ替えが完了したのを確認後、電力量計をオール電化用の昼間・夜間別計量のデジタルメーターに取替えます。
エコキュート用の専用ブレーカーを増設し、タンクユニットへ接続。
キッチンのリモコンを取替え。
フロのリモコンを取替え。
各種設定を行い、試運転、取扱い説明を行いお引渡しです。
三菱電機製 SRT-HP46W4 設置工事完了です。
タンク側から見るとこんな感じです。
波板の向こうに薄っすらと見えるのが、ヒートポンプユニットです。
ヒートポンプ側から見るとこんな感じです。
もちろん「オール電化機器8年パーフェクト保証」付きです。
「アンド・はとや」さんのご紹介でアベ冷熱技研も加入できました<(_ _)>
こちらのお宅の場合の、光熱費試算結果です。
1ヶ月3,600円、1年にすると43,000円の削減効果が見込まれています。
オール電化割引や夜間割引の併用で、洗濯や食器洗い機などの電気を使う時間帯を夜間にシフトすることで、もっと削減可能になります。
「いやぁ~、阿部さんに頼んで良かった。また頼まいな。」
今回もこのお言葉が聞けて、また(ToT)号泣・・・とてもうれしかったです。
あ、41,000円の補助金申請の完了届け提出しないと。。。
エコキュートは国からの補助金がもらえます。
アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
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