おかげさまで工事予定はびっしり、ものすごぉ~く忙しくさせていただいております。
そんな中、とある事務所に設置されているエアコンの、水漏れ修理にお伺いしてきました。
三菱電機製の天吊形パッケージエアコンです。
吸込みグリルのところに露たれの跡があったため、グリルを開けて見ると。。。
ドレン配管(塩ビ製VP20)に断熱材が巻かれていないため、管自体が結露していました。
ドレン水は、エアコンに吸込まれた空気が、熱交換器を通って冷やされたときに、空気中に含まれた水分が取り除かれたものです。
このためドレン水は冷たく、ドレン水が通るドレン配管は断熱していないと、外気との温度差で結露してしまうんです。
この辺のことは、空調屋さんにとって基本中の基本です。
たぶん巻き忘れだと思いたいのですが、ドレン配管の上に見える冷媒配管接続部分の断熱も、怪しい巻き方していたんですよね。
「うちが修理してもよろしいんですか?」とお尋ねしたところ、「取り付けてもらった業者さんは不明なので構いません」との事でしたので、断熱補修処理をさせていただきました。
断熱材は、永年すると縮んでしまい結露の原因になります。
テープで巻き上げるだけでなく、インシュロックで締め上げて機密性を保たなければなりません。
基本的に「修理」は、設置施工された業者さんにご連絡していただくのが筋ですが、今回の様に施工業者が不明の場合は、とりあえずご相談をお受けいたします。
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