2005年8月13日土曜日

天カセの水漏れ(ーー;)



「前に洗浄してもらったエアコンから、水が漏れるんよ。」と、厚意ししていただいている電気工事店様からのコール。
去年、当社が洗浄した天井カセット型エアコンからの様子。

早速、現地拝見。
パネルを外すと、パネル裏面に溜まった水がボトボト・・・
「えぇ~?ドレンポンプが詰まったかなぁ?」
で、ドレンポンプを強制運転させると、きちんと作動し異常なし。

ふっと、フレアナット部分の断熱材に目をやると、断熱材の隙間から配管が見える・・・
そこから下へ向けて電源カバーが腐食しています。

水漏れの原因は、室内機フレアナット接続部分の断熱材が、経年変化により収縮しナットが露出。
このため、ナット部分及び配管が結露し、露たれを起こしています。

このエアコンを施工された業者さんに、施工ミスはありません。
断熱材もインシュロックできちんと処理されていました。

原因は2つ。
��つは、写真を見て解るように、本体側の断熱材が異様に短い。
これでは、きちんと断熱材を巻いても隙間ができてしまいます。
今年の同型機種は、この部分の断熱材が長くなっています。
たぶん、クレームが多かったのでしょう。

��つ目は、「もし断熱材が引っ張られて配管が露出してしまったら・・・」という気配り。
断熱材は経年変化により、収縮します。
このことから、断熱材の内側(フレアナット部分)にも、もう1巻き断熱材を巻いて置けば、結露するまでには至らなかったでしょう。
この辺りは施工ミスではなく、多くの現場を経験された方でないと難しいですね。

ま、この場合「メーカーにも確認していただく」ということで、メーカーに修理依頼していただきました。

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