昨日に引き続き、賃貸マンションの一室で、電気設備改修工事にお伺いしてきました。
今回は以前リフォームされているお部屋なので、一部改修となります。
まずは、いつもの通信関係のところの手直し。
このマンション、なぜか電話の配管が天井面に付いているため、光ケーブルやLANケーブルが化粧モールで露出配線されています。
いつもはこんな感じに仕上げてきましたが、今回は施工方法を変えてみようと言う話になり...
天井面を大きく開口して、点検口を設置。
大工さんに棚を作ってもらったところを開口して、ケーブル類を移動。
コンセントも取付けて、ONUやルーターが置ける様にしてみました。
う~ん。見た目はキレイですけど、やりがいは無くなったなぁって感じです(^_^;)
いつもは配線器具を全部取替えるのですが、以前のリフォームの際に、スイッチだけアドバンスシリーズに変えられていました。
コンセント類は一世代前のフルカラータイプのまま、プレートがホワイトに変えられているという残念な感じでした。
あ、言っておきますけど、このお部屋の前回リフォームの際は、阿部は関わっていません。
テレビユニットも直付けタイプのままでしたので、、、
コネクタタイプに交換して、シールド性を上げます。
こんな感じで完成。
テレビユニットを触りましたから、受信レベルに異常がないか確認をしておきます。
しかし、このマンションを最初に施工された電気工事屋さんは、今も電気工事屋さんやってるんですかね?
こういうのを見ると、気持ち悪くて仕方がありません。
これ、差し込み不足じゃなくて、被覆のムギ過ぎです。
芯線が露出していると、漏電する確率が高くなります。
電気工事士の資格試験では、一発で失格ですね。
古いコンセント類はすべて交換します。
コスモシリーズのラウンドタイププレートで統一しました。
最後に分電盤の取替えです。
1989年製ですから、今回の様な改修工事の際に取替えておくのがベストです。
古いブレーカーは、ケーブルを差し込んでビスで押さえる方法で接続されているため、経年でビスが緩んで、発熱する事があるため危険です。
既存盤を撤去しました。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
先ほどのケーブルの端末は、R型端子を圧着して取付けてブレーカーへ接続。
規定トルクで締め付けておけば、緩むことはありません。
分岐ブレーカーの配線も、整然と接続。
あとは電圧確認後、行き先表示をして作業完了です。
扉が付いているので、空間がオシャレな感じに仕上がりますね。
以上で完了です。
今回はあまり面白くなかったですね(^_^;)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。