いつもお世話になっているお客様から、エアコン移設と分解洗浄のご依頼をいただきまして、本日取付けにお伺いしてきました。
日立ジョンソンコントロールズ空調 RAS-D28H(W)(2018年製)
先月、マンションから新築住宅へ同日移設するつもりで、エアコンの取外しにお伺いしていました。
室内機内部を覗いてみると、結構なカビが...
せっかく新築に取付けるのに、このまま黙って移設してしまってはお気の毒です...
お客様にも内部をご確認いただき、分解洗浄のご依頼をいただきました。
なので、この日は取外して持ち帰るだけとなりました。
お預かりしたエアコンは、日立の白くまくん。
ステンレスクリーンのロゴがありますね。
ステンレスクリーンとは、室内機内部にステンレスの薄い板を貼り付けていて、カビが生えにくいというものです。
確かに。ステンレスの板のところだけ、見事にカビが生えていませんね。
板のところだけ...
そんなものですよ。
はぃ(u_u*)
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
かなり工事の予定が詰まっているため、取付けにお伺いできたのは二週間経った本日でした。
今回取付ける場所は、2階の洗面所です。
新築で、既に他の部屋はすべてエアコンが設置されているため、洗面所しか取付けるところがないという事です。
高い位置にコンセントがありますが、これは専用コンセントではなく、恐らく壁掛けの扇風機用に使うつもりだったのかも知れません。
このコンセント回路は、他のコンセントと同一回路になっているため、後ほど専用回路にします。
まずは、エアコン取付けから取り掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
室外機は地上置きのため、ハシゴ作業で配管を立ち下げていきます。
外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きをしている間に、分電盤からコンセントまでの専用ケーブルを通していきます。
隣の浴室点検口経由で、ケーブルを通します。
エアコン脇のコンセントの所へ、電源とアースが通りました。
分電盤に分岐ブレーカーを増設します。
専用コンセントを取付けて電圧測定を行い、電気工事完了。
室外機周りはこんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「きれいにしてもらって、ありがとうございます。これで気持ちよく使えます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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