いつもお世話になっているお客様のご依頼で、一日半掛けてエアコン×3台の取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MS-AXV2522-W×1台、MSZ-AXV2222-W×2台 ムーブアイ霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
まず1台目は1階和室で、既存機は三菱霧ヶ峰。
室外機周りはこんな感じでした。
こちらは南側で、年中直射日光が当たる場所のため、スリムダクトが変色・変形してしまっています。
上部の横引き部分は、変形してカバーが外れかかっています。
いい機会なので、こちらはスリムダクトも全部取替えます。
まずは全撤去。
新しい室内機の背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は、新しいスリムダクト内へ収めます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。
2台目は、松下電器産業製。
こちらは2階の部屋で、室外機は1階地上置き。
手前の方はブロック塀との間が狭いため、奥の方へ延長しています。
奥まで入ると、こんな感じで少し広くなっています。
という訳で、ハシゴ作業はお隣の敷地にハシゴを立てさせていただいての作業です。
お隣様へは、お客様からお声掛けいただいて許可をいただいています。
既存機を撤去して、新しい室内機の背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
こちらは東側で午前中しか日射がないため、ダクトがあまり傷んでいないので流用しました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
少し広いとは言え、出窓もあるしでかなり作業的に窮屈で時間が掛かります。
室外機はブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策を行いました。
作業が完了すると試運転を行い、2台目が完了。
ここで一日目が終了です。
どうしても一人なのと、狭いスペースでの作業があったので時間が掛かります。
そして本日午後から、3台目。
こちらはダイキン製。
2階ですが、室外機はベランダ置きです。
既存機を撤去。
これがですね、穴の位置が少し高いのです。
一般的な室内機の高さが300mmですから、通常この状態では設置不可能です。
下見にお伺いした時に、BXVタイプ(高さ250mm)にしようかと悩みましたが、そこは三菱霧ヶ峰ですから。
阿部の経験上、AXVタイプでいけると判断しました。
まずは背面板を設置。
背面板の引っ掛け部分と天面の間は、最低30mmあればなんとか室内機を掛けることができます。
そうすると下面の位置が配管穴より下がってしまいますね。
今回は20mmも下がってしまいます...
他のメーカーの場合、この時点で穴の開け直しという事になってしまいますが、大丈夫ですよ。
室内機を掛けてみます。
横からドレンホースの状態を見ると、こんな感じです。
微妙な勾配しか取れませんが、穴の中で勾配が取れているので、排水が滞留したり逆流することはありません。
三菱霧ヶ峰の施工性のいいところのひとつです(^^)
こちら南側で日射がありますが、テラス屋根のおかげで、ダクトがほとんど傷んでいないため流用しました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ドレン排水は、ベランダの排水口のところまで、塩ビ管を使って導きました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、すべての工事が完了です。
これで快適な夏を迎えられる様になりましたね(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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