いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エコキュート取替工事にお伺いしてきました。
日立エコキュート ナイアガラ出湯タイプ水道直圧式フルオート お客様支給品です。
※ご注意:お客様支給の場合、エコキュートなど重量物は、搬入・搬出をお客様にお手伝いいただいています。お手伝いいただけない場合はお断りさせていただきますので、ご了承ください。
既存機は三菱電機製の電気温水器でした。
実は数年前にも一度、エコキュートへの取替えでご相談いただいていましたが、その時は「もう少し様子を見ます。」との事で、お話は流れていました。
それが最近、エラーが出始めて、操作していないのにいきなり高温差し湯が始まったりと、温水器が暴走し始めたため、年式も古いので修理ではなく取替えとなりました。
今回、松山市の補助金が出るとあって、浴室リフォームも同時にされるそうです。
そのため、工期はリフォームを請け負う業者さんとのすり合わせとなり、急遽この時期に掛かることになりました。
実はその業者さんFB友の設備屋さんで、現場でバッタリ。
「おぉ!阿部さんなら間違いない!」「あら!Yさんなら大丈夫や!」とお互いを称え合いからの着工です(^_^;)
さて、工事に掛かる訳ですが、これやられると取替えの時に大変なんですよね...
基礎の前から急激に曲げて配管を立ち上げています。
しかも、基礎より土間の方が高くて、基礎が下がってる様にも見えます。
横から見るとこんな感じ。
配管の仕舞いは最悪の施工ですね。
これでは脚部カバーも付けれません。
どちらにしろ、大変な工事になりそうです...
既存の温水器を外すため、水道のバルブを閉めないといけないんですが、、、固着して回りません...(´;ω;`)
30分くらい掛かって、なんとか閉める事ができました。
のっけから腕が攣りそうです...
給湯・給水・排水、、、圧着しているのでぶった切るしかありません。
撤去しました。
黒いCD管は、電源線とリモコン線です。
オレンジの管は湯張り用の配管ですが、今回はフルオートになるので、この配管は使用せず、新しく三層管で引っ張ります。
はぃ。この配管類をどうにかしなければなりません。。。
基礎周りの土間をカットして、コンクリートをハツリます。
掘り進めて行くと、基礎の下に白い蓋が見えました?
え???もしかして、排水マス???
お客様にも確認していただきました。
「なんか図面にマスが描いてあるのに、一個ないなぁって前から思いよったんですよ。こんな事になってたんですね...」と、唖然とされていました。
汚水マスでトラップがないので、詰まる事はほぼ無いと思いますから、とりあえずこのまま(^_^;)
配管経路を変えて、基礎の型枠を組みます。
コンクリートを流し込んで、一週間程度寝かせます。
その間にできるところは、合間を見て進めていきます。
こちらのお宅、浴室が2階にあります。
ユニットバスを撤去したタイミングで、追い焚き用の配管(三層管)を通します。
ユニットバス屋さんによると、「浴槽の下にドレンパンが付くタイプなので、追い焚き配管を長めに入れておいてください。」との事で、こんな感じで置いておきます。
ヒートポンプユニットは置く場所が限られているので、こちらへ。
三層管をスリムダクトに納めて、美観仕上げに。
そして本日、エコキュートを取付けに掛かります。
型紙を置いて、アンカーを打つ位置を決めます。
アベ冷熱技研が使うアンカーは、HILTI製のウエッジアンカー(溶融亜鉛めっき仕上げ)です。
引き抜き強度が高いのと、溶融亜鉛めっき仕上げで錆びにくく処理されています。
値段的に少し高いですが、安全性優先です。
タンクユニットを据えて、配管類を接続していきます。
ヒートポンプユニットも。
ユニットバスが組み上がっているので、追い焚き配管を繋いでいきます。
浴槽アダプターを設置。
配管接続が完了すると、通水試験。
水漏れがない事を確認して、配管に保温材をしっかりと巻き付けます。
エコキュート周りはこんな感じで完成です。
あとは浴室リモコンを取付けて。
台所リモコンも取替えて、試運転開始。
湯張りテストも完了して、お引渡しです。
浴室周りがまだリフォーム中なので今晩はお風呂に入れませんが、週末には完成予定との事で、新しいお風呂で気持ちよくお過ごしいただける様になりますね(^^)
「スッキリきれいに仕上げてもらって、ありがとうございます。いろいろ不具合も出てきましたけど、これで安心して使えます。またエアコンとかもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
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