2019年8月17日土曜日

ドピーカン灼熱の屋根上で半日掛かりのエアコン取替作業

お盆休み明け(ほぼ事務仕事で休んでませんが)の初日。
松山では台風の影響もなく、午後から快晴になりましたね。
そんな気温がぐんぐん上がり始める午後から、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2819-W 霧ヶ峰標準タイプです。


お客様はいつもお世話になっている、いちやなぎクリーニングさん。
今回は店舗のレジ側のエアコンの故障での取替えです。
既存機は三菱重工製。

エラー点滅で、無反応です。

室外機はすべて屋根上に設置されているため、ハシゴで上がって点検します。


点検にお伺いした際も雲ひとつ無い快晴で、5分と居られません...


一台だけぽつんと置かれているのが、故障機です。

室外機が動いていません。
恐らく室外機側の電気系統の不具合だと思われますが、この年式の部品などあるはずも無い訳で、即取替えの判断です。

しかしこれ、何考えてるんですかね?
屋根にビス打ち込んでますよ???

2年ほど前に屋根の葺き替えをした際に、屋根屋さんが連れてきた業者さんがやったんでしょうね。
新品の屋根にビス打つなんて、とんでもない業者です...

で、今回取替えに当たって、室外機の置き場所を、この位置にしようと思います。

波板屋根の方は弱いですからね。

問題はこの高さで、どうやって室外機を上げ下げするか。

とりあえずお見積りをさせていただいて、快諾いただきました。

盆明けまでは日程が詰まっているのと、応援の段取りが立たないので、盆明け初日の本日、取替えにお伺いしました。
盆休み中ずっと天気が気になって、「晴れます様に」って神様にお願いしてたんですけど・・・

最悪のドピーーーカン!になりました...(TдT)

いや、雨より全然いいです!ありがとう神様!(´;ω;`)

では作業に掛かります。
ここに新しい室外機を置きたいんですけど、スペース的に隣の室外機が邪魔です。


一度外して、横へ移動します。

もうこの時点で、作業着はビショビショ。手先がしびれてきました。
その辺を間違って素手で触ると軽く火傷する、過酷な環境です...

なんとか既存機を撤去して、新しい室内機を取付けていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ハッキリ言って、外より室内の方が暑いです...(TдT)

スリムダクトは既存流用しますが、配管は新しいものに取替えます。


配管作業が終わると、新しい室外機を持ち上げます。

そうです、持ち上げるんです。
バンザイの格好で、室外機を一気に押し上げます。

あ、屋根上には、今日仕事が休みの弟がロープで補助してくれています。
引っ張り上げるんではなくて、もしもの場合に室外機が転落しない様に。
え?阿部が転落したら?... 終~了~です(^_^;)

まぁ、上げるのは比較的楽なんです。(慣れてるので)
下ろすほうが大変です。

こちらは肩に担いで、バランスを取りながら、呼吸を合わせてゆっくりと下ろしました。
かなり腰にきますね...

この上げ下ろしが終わったら、後はいつも通りの作業です。
暑さで息が上がってる親父と弟には、先に帰ってもらいました。

じわじわと日が傾いて、西日が強くなります。

水筒はからっぽ。自販機で買ったペットボトルは、一気に無くなりました。
後は気合です(´;ω;`)

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


屋根上周りはこんな感じで完了です。

古い室外機が傾いてるのとか、おおばしくて錆びているアングル架台とか、この屋根上整理したいんですけど、まぁそこはいろいろと...

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「わぁ涼しくなった!いつも急ですみません。これで来週から涼しくできます。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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