2019年2月21日木曜日

分譲マンション内のお引越しで配管MDダクト&SDダクト仕上げのエアコン工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、マンションのエアコン取付工事にお伺いしてきました。

すべて三菱電機製霧ヶ峰。新設が3台と、移設が1台。お客様支給品です。


先月ご連絡いただきまして、現在お住まいのマンションの8階から13階へお引越しとの事。
当初4台とも移設の予定でしたが、いろいろありまして移設は1台のみ、3台新設です。

今月始めに現地調査にお伺いしてきました。
前に入居されていた方が残置して行かれた「うるさら」があります。
こちらはリビング。


こちらは寝室?の洋室。
これダメな施工ですね。エアコンのコードを延長している様です。

この2台は撤去・処分します。

足元を養生していたので何かされるのかお聞きすると、「壁のクロスを治します」との事。
それも数日後にと言うお話でしたので、先にエアコンを外しておきましょうと、翌朝撤去にお伺いしました。

外しておいた方が、クロスの処理もやりやすいですからね。

案の定、エアコンのコードを延長していました。
能力の大きなエアコンでは、お奨めできない施工方法です。

このお部屋は取付けにお伺いした際、延長しなくていい様に、室内機をコンセントの近くに取付けます。

逆にリビングの方は、横長いリビングダイニングのお部屋なので、取付位置を変更します。

そのためコンセントの位置が届かなくなるため、こちらは細工が必要です。

という訳で、今週月曜日にクロス屋さん???の作業が完了したので、取付けにお伺いしてきました。
あれ?壁のクロス変わってませんけど...(^_^;)?
よくよくお話を聞くと、天井面だけ珪藻土を塗ったそうです。
そうだったんですね...まぁ室内機がない方が塗りやすかったでしょうから結果オーライですか(^_^;)

リビングは取付位置を変えますから、コンセントの位置も変更します。

マンションの内壁は、石膏ボードを貼り付けてあるだけです。
内側は間柱などはなく隙間があるので、横方向への移動が可能です。

室内機の位置を決めて、背面板とMDダクトを取付けていきます。


リビングのエアコンは6.3kwなので、冷媒配管の径通常の径より太いものを使います。
径が太いほど手で曲げると潰れて折れてしまうので、長さを合わせてパイプベンダで曲げていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ側はこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してリビング完了。


引いて撮るとこんな感じです。
この向きの方が効率がいいのがお解りいただけると思います。


2台目は玄関脇のお部屋。こちらも異常なく完了。


3台目に取り掛かったところで、痛恨の部材選定ミスが発覚...(´・ω・`)

MDダクトの部材を間違えていました。ここから先へ進めなくなりまして、ここで一日目終了。
まぁ、ここまでの時間が夕方4時半ですから、止め時でしたかね。

実はですね、この日阿部は激しく体調を崩しておりました。
本当はこの作業も、先週の土曜日に行う予定でしたが、金曜日から急激に体調が悪くなりまして、土日は寝込んでおりました。
お引越しが迫っているのと、一日延期させていただいているので、今日は絶対にという思いでやりましたが、ほとんど食べてませんから気持ちばかりで体が付いてきませんね。

2台残ってしまいました...
お伺いできるのは、引越し当日の本日のみ。
午後から荷物が入ってくるので、午前中に2台やり切るしかありません。

という訳で本日、早めに現場入りしまして作業に掛かりました。
今日は体調万全ですよ!(*´艸`*)さくさく進みます。
部材も間に合って、こちら完成。


こちらの移設分も完成!

なんとか12時半までに完工できました!(*^^*)
お客様には工事延期に快く応じていただきまして、心より感謝申し上げます<(_ _)>

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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