2017年8月29日火曜日

既存のエアコンが能力不足で1階へ避難していた2階事務所へエアコン増設工事

いつもお世話になっているイベント企画運営会社のMさんからのご依頼で、2階事務所へエアコン増設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5617S-W 霧ヶ峰 5.6kw200V 18畳用タイプ汎用機をお買い上げいただきました。


はぃ、この2階事務所、エアコンが付いています。

阿部のアレなダイキンですけど...(^_^;)
このエアコンの能力、3.6kw。大体12畳用程度の能力です。

事務所の広さは、18畳くらい。

完璧な能力不足の上、この建物、壁内に断熱材が入っていません...
毎年、真夏の時期は、みなさんで1階に避難されているそうです(^_^;)

この建物はテナントで借りていて、この既存機は大家さんが設置してくれたそうです。
今年はもう耐えられないという事で、今回のご依頼となりました<(_ _)>
機種選定では、もう少し能力の大きな方がいいかなと思いましたが、GVタイプの最大能力が5.6kwなのと、既存機が3.6kwあるので計算上は十分かなと。
まぁ断熱材が入っていないのが、どのくらいの負荷があるのかが少し不安ですけど(^_^;)

設置場所は、既存機の対面側へ。

こちら側で事務作業されているのと、この壁側が西側で、夕方はもの凄い暑いとの事でこちらへ。
ただし、こちら側は建物の正面になるので、右側面へ配管を横引きして出す事にします。

まずは配管穴開け。


ね、まったく断熱材が入ってないでしょ(^_^;)
穴から熱風が入り込んできます...


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


少し勾配を付けて、ダクトを横引き。
位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
西日が強くて、写真も白飛びしてしまいます...


真空引きしている間に、200V専用コンセントを増設します。
点検口を使って、天井裏からケーブルを通していきます。


もの凄い暑いの覚悟してたんですけど、思ったより隙間がいっぱいで...(^_^;)
でもまぁ、暑いんですけどね...


分電盤は1階なので、階段スイッチのところを点検口代わりにして、ケーブルを降ろしていきます。
意地でも隠蔽配線(^^)


1階の分電盤まで通りました。
ブレーカーに空きがあるので、200Vへ切り替えて接続。


室内機脇にコンセントを取付けて、電圧確認。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「うわぁ、涼しい!涼しくなってる!これで明日から2階で仕事ができる!」と、みなさんでとてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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