2016年7月26日火曜日

後のメンテナンスを考慮してエアコン位置を選択

エアコン2台、機器支給で取付工事のみのご依頼をいただき、お伺いしてきました。


既存のエアコン専用コンセントはこの位置。


素直にここへ取付けできればいいんですけど、ここは2階。
ハシゴを立てないと作業できない位置ですが、下にはカーポートが。。。

耐荷重の問題から、カーポートの上に乗る訳にはいきません。
「屋根、自分が外しますよ」と、お客様(^_^;)
別にそれでもいいんですけど、やっぱり後のメンテの度に屋根外すとか、なかなかの肉体労働だと思います。。。

ひとつ思い浮かんでご提案させていただきました。
「あぁ、それができるならその方がいいですね」と、ご了承いただいたのがここから↓

まずは室内機の位置決めをして、配管穴を開けていきます。


灼熱の天井裏へ身を委ねて、ケーブルを通していきます。(ほんと、真夏の天井裏はサウナ以上です。。。)


はい、こんな感じで、こっちからあっちへケーブルが通りましたよ。

そうです、室内機の位置を変更しました。

エアコン専用コンセントは必須ですから、こうやってコンセントも移動。


元のコンセント跡は、カバープレートで塞ぎます。


配管穴には、気密性確保と配管保護のため、貫通スリーブを挿入。


ここから通常通りのエアコン取付け。
背面板を水平に取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


こんな感じで完成です。

どうです?ハシゴなんか必要ないでしょ?(^^)v
エアコンの工事費だけで考えると、こちらの施工方法の方が断然お安いです。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


もう一台も、同じく2階。

こちらはどうしようもなくこの位置です(´ω`)
左側のカーテンレール、右側の給気口、、、どうしようもない建築設計ですね。。。

外回りはこんな感じで完成です。

「思った以上にきれいにできましたね。」と、大変お喜びいただきました。
これでこの夏は快適にご使用いただけますよ(^^)v

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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