2016年3月11日金曜日

ダイキン 農業用ハウス栽培専用床置形ヒートポンプエアコン新設工事

電気工事の方の記事でも書きましたが、農業用ビニールハウスのヒートポンプエアコン新設工事が完了したので、試運転・お引き渡しさせていただきました。

ダイキン製 ハウス栽培専用床置形5馬力ヒートポンプエアコン SFYP140A ×2台。


今回、三菱電機・日立製作所・ダイキンの3社で、農業用ヒートポンプエアコンの比較検討を行いました。
性能的にはそんなに大差はありません。
最終的には、お客様にお見積りを提出させていただき、初期投資を抑えれるダイキンに決定しました。


ハウス外観はこんな感じ。


室内機設置に掛かります。
今回、床置きタイプですが、ハウス内に棚を設置するため、室内機吹出口がその棚の高さより高くなる様にして欲しいとのご要望で、プラロックに通常は室外機を乗せる平置台を設置。


この上に室内機を乗せます。


足元はしっかりとボルト留め。


上部もしっかりと固定して、転倒防止。


銅管をベンダで曲げ曲げ。


配管類を接続していきます。


室外機89kg。
位置決めをして、配管を接続。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


リモコンを取付け。


今回、エアコンの運転と連動させて、別置の循環送風ファンを運転するため、接点出力用のアダプタを、室内機基板に組み込みます。


こんな感じで、基板BOXの後ろ側へ取付けます。


すべての作業が完了すると、試運転。


吹出温度、運転電流、ガス圧など、すべて異常なし。


こんな感じで完成。
室外機A。


室外機B。


室内機は対面に1台づつ設置。


もう一方も。
対面で20mほどあるため、上部に設置された循環送風ファンを、エアコンのファンと連動させて運転する仕組みです。

今回の農業用ハウスへのヒートポンプエアコン設置、アベ冷熱技研としては初めての施工でしたが、ご相談・ご依頼いただいた元請け様も初めて、なんとお施主様もこの様な事業に取組むのが今回初。
いろんな知識を持ち寄って、完成しました。
何を栽培するかは、ここでは書きません。
これが成功すれば、2棟目、3棟目となっていくそうです。
今回の施工、電気工事を含めて結構大変なところもありましたが、いい経験をさせていただきました。
ご縁に感謝です<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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