いつもお世話になっている電気工事屋さんからの依頼で、現場事務所に設置されている業務用パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
ダイキン製 4馬力壁掛形パッケージエアコン お客様支給品です。
最初、既存機の不調で、修理ができないか点検にお伺いしていました。
「暖房にしても、暖かくならない」との事で、とりあえず運転。
室外機の方へ行くと、もの凄い爆音と電気部品やオイルの焼けた臭いが。。。
目視しただけで状況が解りました。
室外機内部のガス漏れで、内部はオイルまみれ。。。
ガスが残っていない状態で運転を続けたため、コンプレッサーが焼き付く寸前と言う状況。
ここまで行くと修理よりは買い替えの方が得策とご提案し、ご依頼いただきました。
まずは、既存機を撤去。
まったくフロンガスは残っていなかったため、フロン回収作業の必要なし。。。
室内機も撤去。
配管穴の位置が変ですね。
完全に左配管じゃなく、真ん中より少し左という、、、恐らく1階のエアコンの配管取り回しの兼ね合いだと思われますが、もうちょっとやり方があるでしょうに。。。
新しいエアコンを取付けるため、背面板を設置。
室外機がコンパクトになるので、穴に合わせて据え付けます。
配管サイズが5分なので、ベンダを使って銅管を曲げます。
太い配管は、無理に手で曲げると潰れてしまいます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
既存のスリムダクトは流用して、配管は新しい物に取替えます。
室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機下部にはコンクリート台を敷いて、通気性を良くして長持ちする様に配慮。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「おぉ、コンパクトでええですね。これで快適になります。」と大変ご満足いただきました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿